ジリリリ!ジリリリ!
幼馴染 「朝か・・・」
幼馴染 「う~ん!よく寝た!」
いつもよりも寝覚めが良いので、今日は何だかいい事が起きそうだ。
幼馴染 「今日も一日張り切ってこー!」
ジリリリ!ジリリリ!
幼馴染 「おっと!調子がよすぎて目覚まし時計を止めるのを忘れていたよ!」
幼馴染 「いつもなら鬱陶しいだけのこの音も、今日は可愛らしく聞こえるね!」
幼馴染 「HA!HA!HA!HA!」
ジリリリ!ジリリリ!
幼馴染の妹 「もう!おねぇちゃん朝からうるさい!」
幼馴染 「あぁ、ごめん。騒ぎすぎたね」
幼馴染の妹 「朝ごはんできてるから!早く来てね!」
幼馴染 「はいはい!了~解!」
幼馴染 「さて!朝ご飯を食べに行こう!」
幼馴染 「おっはよ~!」
幼馴染の母 「あら、おはよう」
幼馴染の母 「今日は朝から元気ね」
幼馴染の妹 「これ、”元気”って言わず”うるさい”って言うと思うけど」
幼馴染 「ヌフフ...褒められた~!」
幼馴染の妹 「嫌味が通用しない!」
幼馴染の母 「馬鹿やってないで、早く朝ごはん食べちゃいなさい」
幼馴染の妹 「は~い...」
幼馴染 「は~い!」
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
幼馴染の妹 「ごちそうさまー!いってきまーす!」
幼馴染 「相変わらず早いな~...。お母さん、いつもの~」
幼馴染の母 「は~い。少し待ってね~」
私はいつも、食べ終わってからすぐに家を出る妹とは違って、食後の後はミルクを飲む。
妹も私みたいに、食後はもうちょっとゆっくりすらばいいのに...。
幼馴染の母 「はい、どうぞ」
幼馴染 「ん、ありがと」
幼馴染の母 「...ねぇ?」
幼馴染 「ん?何?」
私はミルクが入ってるコップに口をつけ、
幼馴染の母 「最近、主人公君とはどう?」
幼馴染 「ブハッ!」
飲んだ瞬間、吐き出した。
幼馴染 「ゴホッ!ゴホッ!」
幼馴染の母 「ちょっと!大丈夫!?」
幼馴染 「んなわけあるか~!」
幼馴染 「いきなりなんてこと聞くのよ!」
幼馴染の母 「だって気になるんですもの~」
幼馴染 「行ってきます!!」
私はミルクを勢いよく飲み干し玄関へと向かった。
幼馴染の母 「いってらっしゃーい!」
幼馴染の母 「...」
幼馴染 「...上手くいくといいわねぇ~」
To be continued...
どうも! 「嵐は突然に」作者、我道進です!
本当はこのまま幼馴染が学校に行くところまで書くつもりだったんですけど...
予定よりも長くなっちゃいましてね(笑)
...さて、次の話ではいよいよ主人公と幼馴染が一緒に登場します! 上手くいけばあのキャラも...。
お楽しみください!!