さて、今日もやっちまいました。 二番煎じ(笑)の第2話です。
意味分かりませんよ、先輩。
別にいーんだよ、特別、大きな意味はない。
そうですか……では、今回のお題を。
今回は、キャラクターだな。 第一回風に言えば、舞台の上で物語を演じる役者たち。
舞台で演じる役者、ですか?
そう、役者だ。演劇も架空の物語という意味合いではラノベと一緒だ。中身を、架空の人間が動くか役者たちが動くかの違いがあるけどな。
なるほど。言われてみれば確かに似たような物ですね……。
だろ。 さて、キャラクターに関してだが、見た目はあまり関係ないと考えている。というか、二の次だ。
え、じゃあ一番に考えるのはなんですか?
性別と大雑把な年齢。性格と長所短所だな。
割と少ないんですね。
中身さえ作れれば、見た目はまぁなんとかなるからな。
寧ろ、中身とは真逆の見た目を与えれば、それはソイツのキャラクター。人間性になる。
なるほど……。
で、だ。長所と短所はお互いを引き立てる大事な要素だ。
たとえば、やる気の見られない主人公がいる。で、ヒロインはそんな主人公のことを駄目な奴って思うわけだ。
それはそうですね……。アレ、でも、それって王道な展開になりますよね?
ああ。ヒロインがやられそうになったところを主人公が助ける。そこには、いつもとは違う真面目な顔をした主人公がいた、てな。
まさに王道だ。王道って言われているのは得てして使い古されているけど、逆に言えば、それぐらい効果はあるんだ。
長所、短所はこれだな。悪いところをよく見ているから、だから良いところがよく引き立てられるんだ。
これを使えば、魅力的なキャラや中身のあるキャラが生まれる!
とは限らないがね。
どっちですか!!
そこばかりは作り方次第なんだよ。幾ら材料がよかろうとも、調理法が悪かったら不味いだろ? それと同じなんだよ。
どれだけ魅力的なキャラ、妄想力を湧きあがらせる設定があっても、結局は作者の腕次第では幾らでも腐る。
余計なこと言いそうなので結論するとだな、 【キャラクターは見た目よりまず性格、長所、短所を作れ】だ。
ま、あくまでYmir流なのであまり気にせず、参考にしてみるか、程度でよろしくお願いします。
しかし、これ、第一回目と比べて質が落ちていないか?
分かっているよ畜生!!