･･･ここが、お城･･･
･･･勝手に入っていいのかな？
中は和風なんだ･･･
おや、あなたは･･･？
えっ、あ･･･えーっと･･･
あ、もしかして迷っちゃったのかな？ここ無駄に広いからね
･･･まあ、そんな感じです
よければ案内するよ。･･･あと
一緒にダンシングしない？
･･･（何言ってんだこいつ）
わ、私、こういうところは不慣れなので･･･その･･･
気にしないよ。僕がleadしてあげるから
･･･（ま、話合わせておくか）
よ、よろしくおねがいいたします･･･
まかせて！ ･･･さ、こっちだよ
ついた
･･･（背景変わってない･･･）
人が沢山いるね
まあパーティーだからね
そうね、パーティーだもんね
あ！！王子！どこにいってたんですか！
ごめんごめん、ちょっとお手洗いだよ
･･････なんでみんな制服なんだろ
って、王子！？
ああ、そうだよ。
えっ･･･？ほんとに？えっ･･
さ、踊りましょうか、美しいお嬢さん
えー
そのとき、会場に電流走る。
ざわ... ざわ...
ふ、ふつくしい･･･
ええ･･･
ふたりのダンスは見る者全てを感動させた。感動しすぎてこぼれる涙に気付かない人もいた。
･･･そして。
きーんこーんかーんこーん
あ！
ん？どうしたの？
えっと、今何時かな？
えっと、今のは予鈴だから23時55分だよ
た、大変！もう帰らないと！
え、そうなの？
楽しくて時間忘れてた･･･
ごめんなさい！さようなら
あ、ちょっと待って！
まだ名前も聞いて――――
あ、家直ってる･･･
おかえりなさい！
･･･悪夢（ユメ）は、見れたかよ？
悪夢見せる気だったの！？
冗談ですよ。楽しかったですか？
･･･うん。でも
魔法解けても、全裸にならなかった
だってあれ嘘ですもん！
･･･
はぁー急に帰っちゃったな
･･･ん？これは･･･
つづく？
