『橋の下の織姫 そのさんっ』

「人が願い事をしやすい環境・・・か」

「とにかくまずはこの場所に注目してもらうことが重要ね」

「とりあえず持ってきたこんぺいとうを用意して・・・と」

(がさごそ)

「これでよしっと」

「せーのっ」

「ばーーーんっ」

「大成功!」

「橋の下が光っていたらみんな気になるよね」

「・・・まあお祈りの対象になるのかどうかはわからないけれど」

「普通の人に私達は見えないはずだけれど、一応離れて様子をみましょうか」

(・・・・・)

(・・・・・・・)

(・・・・・・・・・)

(降りた場所が場所だったこともあって気がつきませんでしたが、結構な都会ですね)

(まあ田舎よりも人口はずっと多いですし、願い事を集めるには好都合でしょう)

(物価がやや高めなのが気になりますが)

「!」

(これは・・・なるほどこんぺいとうですか。それなりに考えてはいるみたいですね)

(でも、あれは・・・)

(なかなか人が通らないなあ)

(おっ)

「うーん、これからどうすればいいんだろう・・・」

(おお、これはいかにも悩んでいそうな女の子だよ)

(これはさっそく願い事を聞けるかもしれないね)

(さー!言ってごらん!私がどーんとかなえてあげちゃうぞー!)

「あれ・・・」

「なんでこんなところにテントが!??」

「ってそっちかーい!!」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「あっ」

(やばい、隠れなきゃ!どこに?)

「・・・・・・」

(いやいや、大丈夫。見えてない、見えてない)

(いやー焦った焦った、どうなることかと

「ここに住んでる人ですか!?」

「・・・・・・」

「はい?」

次回もお楽しみに!

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公開日 2014/04/07 20:20 再生回数 11

作者からのコメント

不定期更新でごめんね、そのさんです。おまたせ

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