“三国志:董卓、討つべし”

アッハッハッ、私は袁紹(えんしょう)。えらくて金持ち。でも帝(みかど)を手中にいれている董卓(とうたく)が嫌い

つうわけで反董卓連合つくるわい。幼なじみの曹操にも声かけてみるか。

話は聞かせてもらった。この曹操、帝をお助けするために尽力しよう。

(おかたいやつ……)

董卓、許すまじ!

反董卓連合軍には、各地から武名を上げたい、帝に恩を売りたいということで武将が大勢やってきました。

えへへ、私、劉備。農民の出だけど、民のために立ち上がるよ。

ねえ、関羽! 張飛!

おう、あにじゃ(上:関羽) おう、あにじゃ(下:張飛)

われら、生まれは違えど、死ぬときは一緒だよ!

おー

これが三国志で人気のあるエピソードのひとつ、桃園の誓いである。

私は孫堅、赤色大好きだけど共産主義者じゃないよ。

自分の国を立て直すために活躍しなきゃなあー。がんばろーっと。

あれ? これは何かしら。金ぴかアイテム。

孫堅は「持つと帝位が授けられる」と言われる玉璽(ぎょくじ)をたまたま戦の中で拾う

うは、超ラッキー♪

これ、うまく利用したら国立て直せるわよ! がんばる! ぷんぷん!

そしてみんなで董卓を追い詰めたわけですが、董卓軍にはあの呂布がいました。

がおー。

俺の名は呂布、三国一の無双よ!

しかし、呂布は董卓と女を巡って対立し、最終的に「董卓殺して俺彼女ゲット」作戦に出ます。

おい、呂布、はやく敵を倒してこい

うっせー

なに! 貴様、義理の父親に向かってなんていう口の利き方だ!

うるせーじじー女だせやー

え、なんですか、その手に持っているものは

バールのようなもの

いやいやいや、どうみてもそれバールですから!むっちゃキラーンてしてるし!

いいからしねー

ぐっは!

彼女ゲット。

ん? 董卓が死んだって?

ククク、我の手柄だ。

お前なにもしてねーじゃん!

指揮官ですから(キリッ

うーん、これは帝争奪戦がはじまるな。私も帰って準備しよう。じゃあ、そういうことで。

あっはっは、お手柄お手柄!

ここから後に語られる三国志、その前提となる群雄割拠の時代が訪れます。

果たして誰が戦乱の世を治めるのか

以上、三国志より「反董卓連合」でした。

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Posted at 2012/04/15 14:33 Viewed 1,584 times

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