アキラ。私たち、もう『別れよ』?
そ、そんな自分勝手な!
僕の気持ちも、ちょっとは『わかれよ』!
アキラとは、もうこれ以上『話したくない』から。
僕も、小夜(さよ)を手『離したくない』。
『離して』よ!
だからこうやって『話してる』じゃんか!
そろそろ彼女を『放して』やれよ。
誰…?
新しい『彼です』。だから私とあなたは、もう…、おわ『かれです』。
『なんだと』…ッ?!
こいつは、お前より俺の方が好き『なんだと』さ。
お前のSEXテクじゃ、こいつは『イケない』らしい。
あなたが『いけない』のよ。
ということで、もう明日から一緒に学校『行けない』から。
『さよなら』。
待って! 『小夜、なら』もっとSEXテクを磨いて…ッ!
お前、ちっとは空気『読め』よ、全く。こいつはもうお前に興味ないの。
早く行こうぜ、俺の『嫁』?
ポツッ ポツッ
チッ…、雨か『よ、め』んどくせーな。
この『傘』借りていくわね。おば『かさ』ん。
傘をとられた。彼女もとられた。
雨が『降りだし』、僕のリア充人生も『ふりだし』に戻った。
『塗れたて』のベンチに座り、『濡れた手』で顔を覆う。
どんなに涙を『拭こう』が、僕が『不幸』なのには『変わりない』。
マスター、お『かわりない』?
食べすぎは毒だぞ。何か『あったかい』?
マスターは、心が『温ったかい』なぁ。
実は、彼女も傘も取られちゃって…。
そういう時は、泣いて『しまえばいい』。
そして、心の引き出しに『しまえばいい』。気持ちの整理整頓だ。
また『ふりだし』に戻ってもいいじゃないか。
私も、武士の『フリだし』。
だから『アキラ、滅入る』んじゃない。
うぅ…。
そうだ。『アキラ、メール』アドレスを交換しようか。
私が、いつでも相談に乗ってやろう。
携帯を『差し出す』、武士のフリした男。
ありがとう、マスター…。名前聞いていい?
ム『サシだす』。