“特にオチのないルリカゼお嬢様短編X10”

ユウギリ:「いつも特ルリをご覧の皆様も、ご覧でない皆様もこんばんは。私は当主のユウギリと申します、サザンドラなんぞをやっておりますね、あっはは」

ケント:「え、ええっと……こ、こんばんは、キノガッサ♂のケントです……」

「まあ、言うなら私は彼のお義父様みたいなものかね。それはともかく……今回は、特ルリの世界観をちょっと紹介しておこうと思ってね」

「え、ええっと、背後に見えますのが大昔の遺跡、オーサカです……」

「うん、そうなんだよね。人間がいなくなった世界なんだ、ここは。」

「……もともと人間としては、少々複雑な気分です……」

「ま、そうだよねえ……高度な文明をもった人間は、それゆえ……」

「……」

「我々ポケモンに迷惑をかけないよう、いらぬ気を使って移住してくれたのだから…!」

「へ?」

「どうも人間は要らぬ気遣いが温かい生き物だったらしくてね。私のお爺ちゃんがよく言ってたよ、彼らは根っからのお人よしだって、ふふ」

「も、もしかしてですけど人間がこの世界にいない理由って……」

「ああ、たんなる立ち退きだよ?」

「エエー?!」

ユウヒ(ドレディア♀):「……お父様の言い方ですといかにも私達ポケモンが性格悪いように思えますが、そんなことないですよー?」

「あなた様が言わないでください」、ユウヒさん!

「(……ま、ケントさんには特にわざと…なんですがねー…)」

スカイ様(サンダース♀)「なーんとなく人間がこの世界で生き残れなかった訳を見た気がするわね」

「僕たち元人間の立場はいったい…うう…」

月様(アブソル♂):「ま、いいじゃあないか。こうやって読者様に世界観を紹介できたし、僕たちの可愛さもアピールできたし」

「可愛いってなんですか、なんか違いますよ!」

「こ、こんな感じにこっそり続く特ルリをよろしく…です…」

「おう、また読んでくれたらうれしいさ!」

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Posted at 2012/10/07 17:31 Viewed 15 times

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pixivに連載中のポケモン交流小説「特ルリ」の擬人化出張版になります、お、お読みいただければ幸いです 今回も、読んでくださったすべての方に感謝を!ありがとうございます…  お借りしました!→月様  スカイ様

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