ちゅんちゅん・・・
んんー・・・
理沙「あっ・・・机で寝ちゃってたのか」
理沙「でも課題は一応終わってるわね」
理沙「よし、さっさと準備しよっと」
お着替えとかしてます。
ガチャッ
理沙「おっ、おはよう理久。どうした？そんな顔して」
理久「姉さん、匂わないか」
理沙「ん・・・？」
理沙「まさかッ！！」
理久「そう、なのだろうな」
今日の朝食は、ご飯、味噌汁、そして― ホルモンの梅しそ和えでした・・・
学校にて。
理沙「・・・」
友人A「どうしたの理沙？今日は表情の変化に乏しいわね」
理沙「まるで普段のあたしが表情をころころ変える人みたいに言わないでくれる？」
友人A「理沙が怒鳴らないで普通に言い返してくるなんて・・・心配するより先に怖いわ」
理沙「あんたホルモンの梅しそ和え、って食べたことある？」
友人A「はい？」
理沙「昨日の夜さ・・・」
割愛
理沙「―っていう訳なのよ」
友人A「それはそれは・・・」
友人A「低俗なあなたにはひどくお似合いねぇ」
理沙「なっ！？」
理沙「・・・・・ふっ」
友人A「ついにいかれたかしら？」
理沙「さっきから『友人A』って表記されてるあんたに低俗なんて言われる筋合いはないわよ」
友人A「なんですって！？」
友人A「ひどいわ！私には○○○○というちゃんとした名前が・・・」
友人A「伏字にされた！？」
キーンコーンカーンコーン
理沙「残念ねー。時間切れよ」
友人A「チッ、しゃあねぇな。今回だけは退いて
女子生徒「裕美ちゃんもう先生きちゃうよー」
裕美「な、何であなたのセリフでは伏字にならないの！？」
女子生徒「・・・裕美ちゃん何言ってるの？」
理沙「まぁ、あいつなりに気を使ってくれたのかな」
理沙「・・・」
理沙「いや、それはないか」
