火車風(ひぐるまふう):「お!兄さんやないですか!」
ケント:「おとーとくん!今日はどうかされたんですか?」
火車風:「今日は兄さんの家に遊びに来ただけやで。 まさか、玄関で兄さんと鉢合わせになるとは思わんかったなぁ」
ケント:「ま、まさか、また地下に行こうというわけではないですよね・・・?」
火車風:「ちゃうちゃう! もうあんな場所は勘弁や・・・。」
ケント:「ドレーン家の地下にあるあの場所は禁忌の場所であり、ドレーン一家でさえ近づかない場所ですからね・・・」
火車風:「なんでそないな曰くつきな場所の上に家を建てたんやってツッコミ入れとうなるわ・・・」
「そんなもの決まっています」
ケント:「ユウヒ様!」
ユウヒ:「"クサイハナには蓋をしろ"って言葉はご存知です?」
ケント:「・・・こ、こちらの世界で言う"臭いものには蓋をしろ"でしょうか?」
ユウヒ:「つまり、この家はあの禁忌の地下を封印する為に建てられたものだと思います」
ケント:「な、なるほど・・・!」
火車風:「でも、この家を建てる時に一緒に地下を作ったっちゅう可能性もあるんやないか?」
火車風:「んでもって、地下に何かのトラブルがあって、今は禁忌の場所となってるっちゅうことも考えられるで?」
ユウヒ:「しかし、ここを建てる前に既に存在してた可能性も否定は出来ないですよ?この家よりも古そうな構造をしてますし」
火車風:「うっ・・・、言われてみればそんな気もせんことも・・・」
ケント:「あ、あの、家の方に地下に関する文献などないのですかね?」
ユウヒ:「残念ながら、地下に関する文献は家にはほとんどないのです。 残ってる文献も役に立たないものばかり・・・」
火車風:「それほど、あんまあの場所には触れちゃあかんっちゅう意味があるんやろうか・・・」
ユウヒ:「"知らぬがホウオウ"って言葉がありますからね」
ケント:「・・・え、えっと、"知らぬが仏"ですかね?」
ユウヒ:「しかし、気になるますね。あの禁忌の地下・・・。 私、徹底的に調べたくなりました」
ケント:「ま、まさか、ユウヒ様、あの禁忌の地下に入ったりなんてことは・・・」
ユウヒ:「私は入りませんよ。 その代わり・・・」
ケント:「・・・」
火車風:「・・・」
ケント:「まさか僕ら二匹で地下を調査しなければならないことになるとは・・・」
火車風:「また入ることになるとは思へんかったわ・・・」
ケント:「お、おとーとくん!ぼ、僕が付いていますから大丈夫です!」
火車風:「兄さん、体がめっちゃ震えてるで・・・。 しゃーない、適当に探って適当に切り上げることにいましょ?」
ケント:「は、はい・・・」
ケント:「こ、今回も散々な目に会いました・・・」
ケント:「そして、今回は月様がご登場されませんでしたので、特ルリ:Rebirth内での皆勤賞キャラはいなくなったわけですね・・・」
ケント:「・・・」
ケント:「そ、そういえば、こっちにも月様がいない!あ、あわわ、どうしましょ!!」
ケント:「じ、次回も本家特ルリからどなたかが登場されるらしいですよ!」
ケント:「じ、次回もお楽しみください!!」