2XXX年10月 その日世界の過半数は同じ事をしていた
準備OK････これで完了!
あ・と・は･････これを頭につけてっと
少年はヘッドフォンのようなものを耳につけベットに横になる
･････ふぅ･･･
オンライン接続開始
ヘッドフォンからわずかに漏れ出すﾋﾟﾋﾟﾋﾟという音
仮想構築開始
しばらくしてヘッドフォンから ﾋﾟﾋﾟﾋﾟという音が消え、少年はそれと同時に目を瞑る
････
ヘッドフォンから新たに聞こえてくる声
『仮想世界へようこそ。 音声認識を確認します、合図がなりましたら音声録音を開始致します』
ﾋﾟﾋﾟｰ
俺は永寺・17歳水瓶座
どこか聞き取りにくい片言で喋る 声の指示をうけ自己紹介をする永寺
『音声を確認いたしました』
『仮想世界への入場を許可します』
視界は消えただくらいだけの世界にはいる･･･
（･･････）
ものの二・三秒で視界はあかるくなっていった
ん････ﾏﾌﾞｼｲ････
そして視界が正常にもどっていく
そして聞こえてくる機会声
『貴方の初期フィールドは、丘と海の大地フィールドです』
『初期フィールドとは、各自が最初に狩、または冒険をする場所です』
えっとぉ･･･武器は?
『武器はモンスターを倒したお金・練成石を集めご自由に作ってください』
最初はどうやって？
『貴方のスキルをご覧下さい』
スキル？････どうやってみるんだ？てかどこから声がして
『スキル確認は声で発する事によって確認できます 声に関してはまたべつに少々お時間を必要としますが』
あ～いいわ、めんどくさい えーっとなんだっけ･･･
スキル確認!!
辺り一帯に声がこだまする
『確認！ではなくスキル表示といってください』
･････スキル表示
ﾌﾞｩﾝｯと音を出しながら視界の片隅に現れる丸い物体
『その丸いスイッチを押していただければごらんいただけます』
こうか？（ﾎﾟﾁｯ）
スイッチを押した瞬間丸いスイッチが広がりモニターとなる
うわぁ！････びっくりしたぁ
『そちらのモニターに写し出されているスキルと言うボタンを押していただければ貴方のスキルがごらんいただけます』
ポチットナ！
『のりのりですね』
いいじゃん
『私はお助け天の声なので何も言いませんが』
天の声って･･･
『まぁまぁ で？どんなスキルだったんですか？（ｳｷｳｷ）』
効果音を口で言う?しかもカッコまで
えっとぉ････ ・【己の体で全てをのりこえよ！】
だって
『あぁ･････それ素手で戦う系ですね』
『ちなみにスキルのボタンの下の方にクラスってありませんでした？』
えっと･･･(ｻｯｻ)
あ、あったよ
『それを押してください』
(ﾎﾟﾁｯ)
【天魔Lv１】 装備・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
だって
『あら？けっこう良いクラスじゃないですか』
そうなの？
『天魔って言ったら、魔法系クラスの上位ですよ天魔の上に堕天使・大天使・神官・神とあります』
随分大雑把な ちなみに下は？
『約２０はありますが･･･言ってほしいですか?』
遠慮します
『そうですか････』
『おっとそんな事言ってるうちに モンスターが現れましたよ いっちょチュートリアルと･････て』
『モンスター倒しちゃってるし! 素手で？！なんでぇ！』
だって素手で戦うんでしょ？武器ないし
『天魔クラスなんだから魔法位使えますよう』
『ちなみに魔法等スキルは念じれば発動します』
念じれば?
『最初は魔法は簡単なのしか使えませんが･･･スキルの横にアビリティって書いてませんか?』
(ﾎﾟﾁｯ････ﾎﾟﾁﾎﾟﾁｯ)
お、でたでた
【フレア】【ブリザード】 【エアロギア】【理性崩壊】
････なんか変なの混じって
『気にしない方がいいですよ』
ま、試してみるか････
はぁああぁああああぁぁ！！！ グンヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ！ ははあああああああああああ！！！
永寺の周囲一体が円状に炎上する！
続く
