ひーふーみー･･･
うん、上々！これだけあれば当分の飢えを凌げそうね
ここいらは山菜が沢山採れてよいですなぁ。麓を離れてここに住もうかな･･･
･･･！
がさっ
･･･
ﾍﾞｱｰ
･･･おおー危ない危ない。まさかクマがいるなんてね
この辺は物騒ですのでやっぱり麓の河原生活に限りますな
･･･でもあのクマさん
おいしそうだったな
帰還！！
うわっ びっくりした
あら、またお会いしましたね。もうかりまっかー？
ぼちぼちでんなー ･･･って
･･･誰だっけ？
やだなー忘れちゃったんですか？私ですよー以前にポテトを奢っていただきました
あー。ごめん、記憶から抹消してた
えっ？酷くないですか？
いやー。あまりに強烈だったので
まあそんなことはどうでもいいです。私あの時の恩返しさせていただきたくていろいろ考えました
別にいいよ。大したことしてないし
いえいえそんなことはありませんよ。今でもポテトの味を思い出すだけでご飯3杯はいけます
まあ白米なんてここ数ヶ月食べてませんけども
と、とりあえず俺、今から友達の家に行くから
また今度ね
ほほう。私もご一緒してよろしいですか？
えー
だって私とっても暇なんですよー。それとあわよくばシャワー借りられないかなーなんて
初めて行く人の家なのにずうずうしいな！
大丈夫です！土下座しますので！
プライドの欠片もない！？そんな安い土下座たぶん誰もいらないよ！
ささ、行きましょう！ついでのついでにご飯とか食べさせていただけるとそれはとっても嬉しいなって
････恩返しじゃなかったの？
･･･ほぅ。これはいい。
この絶妙な婉曲具合、申し分ない。ふふふ、実によい
やはりこうでなくてはな。ﾊｧﾊｧ
･･･
あ、あの人はペットボトルをじっと見て何をしているんでしょうか･･･？
触れないであげて。彼ちょっと病気なの
つづくと思う
