“腐女子が日本を救うようです”

ぐへへ「火神×黒子」 やっぱり定番が一番ですぅ。 ブハァ、鼻血が出そう。

って、イカンイカン朝から興奮してる場合じゃなかった!早く着替えて学校に行かないと遅刻しちゃう!

キーンコーンカーンコーン♪

ふぅ、ギリギリセーフ! みんなおはよー!

って… え?

ちょっとそこの貴女 よろしくて?

は、はい!

タイが、曲がっていてよ シュシュッ(タイを直してあげる音)

お、お姉様…

なんじゃこりゃ・・・

先輩…チャイムが… もう行かないと遅刻しちゃいますよ?

そんなこと言って、本当は授業サボって私と一緒にいたいんだろ?

・・・(コクッ)

可愛いやつめ。 ほら、おいで。

キャッ♡

なんじゃこりゃ

せ、せんせぇ・・・

あら、今日も来たの?

だ、だってぇ 我慢できなくてぇ・・・

うふふ、しょうがない子ね。 じゃ、始めましょうか・・・

うん・・・

なんじゃこりゃああああああ

学校中のみんなが百合になってる!? 一体どうゆうことなの!?

違うわ! 正確には日本中の女性が百合になっているのよ!

だ、誰??

ふふふ 私はこの世界を救う勇者

を補佐していく感じの…ほらあの、「ゼルダの伝説」でいう妖精みたいなやつ?

なんで疑問形なんだよ。

ん? それじゃ、私の前に現れたってことは…私がその勇者ってことぉ!?

そゆことー

どゆことー

あれ、でもなんで私は百合になってないの?

さぁ? 脳まで腐ってるからじゃないの?

「さぁ?」ってお前・・・

って脳まで腐ってないわーー! 腐女子なのは認めるけども

ツッコミ遅ッ。 まぁ、そんなことはどうでもいいの。

どうでもいいんだ。

ともかく、あなたにはこの百合現象の原因である「塔」を破壊してもらいたいのよ。

破壊?? それで、その塔とやらはどこにあるの?

ついてらっしゃい。

あれがそうよ。

って東京タワーじゃないか!

いいえ、違うわ。 あれは「キマシ・タワー」よ!

キマシ・タワー?

そう。あそこから発せられる強力な百合電波によって、日本中の女性が百合になってしまったの。

なるほど。

だから勇者よ! あの塔を破壊しておしまいッ!

そう言われても・・・ 補佐役なんだから、何か簡単に破壊する方法とか知らないの?

もう、欲しがり屋さんね。 いいでしょう。教えて差し上げましょう。

マビノギオン七色の写本 第三章一節によると、精霊の囁きと光と水の想いが私達に届く時、白い世界は開かれ

~省略~

「願いの力」・・・つまり、元の世界へ戻そうという強い願いをあの塔へ送れば破壊できるということよ。

なるほど。

って前半の説明全く関係ないじゃないか!

つべこべ言わず勇者よ、早くあの塔を破壊しておしまいッ!

まったくもー

でもやり方は分かったわ。 いっちょ派手にぶっ壊してやりますか!

「そいつは無理だな!」

ん??

あ、あれはまさか…!

百合豚!!

あの塔はな、俺の「願い」が具現化した物なんだ。「愛」の結晶と言ってもいい。だから、そう簡単には破壊できないぜ?

な、なんだってー!

つまり、あの「塔の大きさ=願いの強さ」ってわけね。なんてすさまじい百合への願いなのかしら。

クッ、あんな変態野郎なんかに負けたくないッ!

(いやお前も変態だけどな・・・)

私だって…私だってね!願いの強さなら負けないんだからッ!

フハハハ ならばやってみるがいい。そして己の無力さを思い知るがいい。

やってやるわ! だってこの世界じゃ、私の大好きなBLは楽しめないものッ!

お願い!! 元の世界に戻ってぇ!!

・・・・・シーン・・・・・

ふん、やはりダメじゃないか! さっさと諦めて帰りなッ!

クッ・・・

まだ諦めちゃダメよ!あなたならきっとできるわ! さぁ!もっともっと強く願うの!!

くっそぉぉぉぉぉぉぉ!

元の世界にぃぃぃぃぃぃぃ!

もぉぉぉぉぉぉぉ!

どぉぉぉぉぉぉぉ!

れええええええええええええ!!!

な、なんだこの光はッ!? まさか…まさか!奴の願いが俺の願いを越えたというのかッ!?

そ、そんなバカな・・・ 認めんぞ・・・ 俺は絶対認めんぞおおおお

ぐわあああああああああああ

あちゃー ちょっとやりすぎちゃったかも。

いいえ、よくやったわ。 やはりあなたは紛れもなく勇者よ。この世界を元に戻してくれてありがとう。

いやー…アハハ。なんかあんまり実感が湧かないけど…でも、元の世界に戻せてよかったよ。

これであなたの大好きなBLも楽しむことができるわね。

うん!

うふふ でも、少しは自重しなさいよー?

腐腐腐… それはまた無理な話ですな。

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ゴゴゴゴゴゴ…ゴ。

~数日後~

TV「突如現れた巨大ツリー。なんとその高さは801m。腐女子の間では東京やおいツリーと称され、BLの聖地として崇められています」

あちゃー

「あちゃー」じゃないわよ! あんた、元の世界に戻るよう強く願ったんじゃないの!?

いやぁそれがさー

願ってる最中に、ふとBLのことで頭がいっぱいになっちゃって・・・つい。てへぺろ

「つい」じゃないわよ! しかもあんな高い塔まで建てちゃって、どうするつもり!?

うーん、まあでも・・・

これはこれでアリでしょ!

いや、ねーよ!!

~その後~

このBLが蔓延した世界は、どっかの勇者さんがなんとかしてくれたみたいです。

でも、世界が変わろうが何しようが、彼女の生活は

ぐへへ 黒子総受け・・・ ブハァ!鼻血が止まらんですぅ!

何も変わらないようです。

やっぱBL最高~♪ ーおわりー

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Posted at 2013/02/01 20:52 Viewed 20 times

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