私は猫。 名も無き野良猫。
人々はこの無機質な密林に生き、時に喜び、時に怒り、時に哀しみ、時に笑いながら過ごす。
私は野良猫。 この密林を離れて生きる事が出来ない一匹の野良猫。
外の世界を恐れ、足を踏み出す事を躊躇するか弱き野良猫。
課題今日提出なの忘れちゃっててさぁ 単位危ないのよねー・・・ どうしよう・・・
大丈夫だよ、また来年がんばろうよ!
落ちた前提かよ
最近はここも怒りと哀しみの比率が増えてきたようだ。
私は野良猫。 人のそばで生き、人の力を借りて生きる猫。
それでも人に飼われる事を拒絶する。 薄いプライドを捨てきれず生きる臆病な猫。
人に頼らなければ生きて行けない。 そう、今この瞬間もである。
頼む! 誰かこのボールの上から降ろしてくれ!!!