ケント:「ううっ・・・、こ、これは一体何があったのでしょうか?」
ココモ:「ええっと、新作のジュースを飲んで、その感想などをレポートにまとめて書くという依頼を受けたわけで・・・」
ココモ:「飲んだら性別が変わちゃったっていうことですよね?」
ケント:「ううっ・・・、確かに明らかに怪しいジュースでしたが、こんな効果がついてるなんて・・・」
スカイ:「ごめん、次から気をつけるよ・・・」
ケント:「す、スカイ様!?見違える程にかっこくなってびっくりしました・・・」
スカイ:「え、本当!?じゃあ、ずっとこのままでいようかなぁ」
ケント:「あ、あの、流石にそれは問題が色々とあるかと・・・」
スカイ:「そうだよねぇ。 ところで月さんはどこ・・・?」
ケント:「そ、そういえば、月様も一緒に飲んだはずですが・・・」
ココモ:「いないなら、探すのみ!月さんどこだー!」
ケント:「月様どこですか!?」
スカイ:「む!アホ毛レーダーがあっちにいるといってる!」
ケント:「あ、アホ毛レーダーですか・・・?」
スカイ:「とうっ!」 (押入れを思い切り開ける)
月:「・・・みつかったか」
ケント:「す、すごい・・・! 一発で月様を探しあてるなんて、流石です!!」
スカイ:「ふっふっふっ、これも修行の成果よ!」
月:「はあ・・・、これは困ったもんだね」
スカイ:「なっ・・・!」
月:「ん、どうかした?」
スカイ:「ぐはぁっ!!」
月:「ちょっ、スカイちゃん!?」
ココモ:「あ、月さんかな!? すごく大人のお姉さんでエロいですねぇ!」
月:「いや、何を言ってるの?」
スカイ:「私の本来の姿よりエロいだなんて・・・ガクッ」
ケント:「ス、スカイ様ぁ!!」
月:「・・・早急に戻さないと、スカイちゃんが死にそうだね」
ココモ:「たぶん、もう一回同じジュースを飲めば戻れるんじゃないかなぁ?8本送られたんだし」
月:「・・・それしかないようだね」
月:「じゃあ、飲むよ・・・」
ゴクゴクッ
月:「・・・これでどうかな?」
ココモ:「おお、戻ってる!じゃあ、スカイちゃんにも飲ませよ!」
こうして、性別は元通りになり、 性別転換の騒動は収まった。
レポートはしっかり書いて依頼主へ送り、今後は怪しい依頼を受けないと心に決めたRebirthだった。
スカイ:「月さ~ん」
月:「ん、どうかした?」
スカイ:「あのジュースが発売されたら、もう一回飲んでみません?」
月:「そ、それは嫌だ・・・」