何かジュース持ってくるから、そこの椅子に座って待ってて。
(あのまま部屋にいてもしょうがない。そう思って、私はミアを連れてリビングへやって来た)
(ミアはいろんな物が珍しいのかキョロキョロとあたりを見渡している)
はい、ぶどうジュース。ミアは飲んだ事ある？
Oo.., walsegla. Joe vi peia ifa?
(飲んでいい？って言ってるのかな) いいよ。それ、すごく美味しいの。
(ミアが果汁たっぷりのぶどうジュースが入ったコップを受け取る。そしてそれにおずおずと口をつけた)
......Giuba! Hawrma yehalai zio joe. Sypro giubae apelir peia uyuy?
喜んでくれたみたいで良かった♪
(Mmm... Wenjusia hao quije izorm ifa. Couno si via?)
(ガチャ、と玄関のドアが開くや否や大きな足音がドカドカと近づいてきた)
姉ちゃんただいまー！
Eni? Eni uyuy!?
ユウキ……!!
うおおおおおおお！何この子スゲー可愛い！マジやべえ！ ねえ、俺と付き合ってよ！
その頭の悪い話し方やめて!!
Lisa, eni zio hio?
ミアごめんね、これは私の弟。 ……全然似てないけど。
よろしくね！
(Beis hio, "Yorosik" tora wenjusiaega. Okio "Baltasenowy" pit ukhe bredia soe?)
Baltasenowy... ...ヨロシク。
喋ったあああああああ!!
こっちこそヨロシク。 俺といっぱい仲良くしてね、えっと…
...Mia.
ミアちゃん！
Yawi!
ところでミアちゃんはどこの国から来たの？姉ちゃん知ってる？
……知らない。
は？ 姉ちゃんの友達じゃねーの？
それがね、私たちつい15分前に知り合ったばっかり！日本語もそうだけど、簡単な英語すら通じなくて……。
マジかよ！じゃあ俺日本語で話すわ。他の国の言葉なんて知らねーし。
私もそれで良いと思う。
むしろミアちゃんと付き合えるならどうでもいい。
それだけはダメ！
(ユウキはすぐ女の子をとっかえひっかえするんだから)
つーかあれじゃね？姉ちゃん軽く犯罪になるんじゃね？
でっ でも、あの子私の部屋にあったダンボール箱から出てきたの。なんか私のこと、知ってるみたいだし…
姉ちゃん映画の見すぎ。
とにかく！私の名前を知ってたって事は親戚とか…子供の頃に遊んだ事のある子かもしれないでしょ？
まあ現実的に考えれば…。
だからちょっと待って、ユウキ。 もしかしたら、何日か経てば思い出すかもしれな…
姉ちゃんそんな感じだから彼氏できねーんだよ！
なっ、それとこれとは関係ないでしょ!?
Lisa, Yuwki. Row nous tosse blosanpa uyuis?
んー、皆でいっぱいおしゃべり出来たらいいよねって話。
("Osyabeli"... Ato msaha via zio soe?) Soe vim beis ifa.
なんも心配ないよ。それにオレ、女の子の気持ちスゲー分かるからいつでも頼って。
Yuwki...
あと、オレと付き合いたくなったらいつでも言ってよ？
さっさと離れなさい！
スミマセーン…。
(Tosel rokia ifas quije, lamla zio. Sofin, joi canaraega ifa quije, gawiz zio!)
(Sei Zicrra in mal Midiycre, walsegla. Quaia ifa!)
そんな事よりさぁ、今から買い物行こ？姉ちゃんまだ行ってないっしょ？
2人で行くの？
ほんとは2人きりがいいけど、姉ちゃん心配だろうし3人でいいよ。
分かった。じゃ、行こう。
(思ったより嬉しそう？なんで？)
～♪
そんな訳でぇ、 スーパーひよどり南小山店に出発ー!!
