“【リレー小説】シンデレラ その4”

シンデレラ第三幕の始まりです。

お、やっと始まった。

私はブラックヘアー。

この世界のシンデレラーを失くした本人そのもの。

ふふふ。

闇の世界はいいわねぇ。

ブラックヘアー様! この場所のシンデレラ―成分は全部豚の貯金箱に貯めましたでちゅ!

そう、それじゃ次の町へ…

「まてーい!」

ん?

悪よ! 我々のシンデレラ―を返してもらおう!

セブンコビッツのツインテール担当が今さら何?

この私がお前を倒し、世界のシンデレラ―を取り戻す!

何回やっても無理よ。 たった一人でどうするつもり?

そーでちゅそーでちゅ!

くっ! 他の5人とリーダーがいてさえくれれば!

でもみなおやつを7人で分けるということに激怒してバラバラになってしまった。

でも私だけでも頑張らないともっと世界中のシンデレラ―が無くなってしまう!

だけど私は信じる! いずれみんな集まって戦うことのできる日が来ることを!

ならそのうちの一人であるあなたを消滅させればそんなことにはならないわね。

くっ! 私が死んでも第二、第三の私がいずれ貴様を!

こいつ魔王的な言葉残してるでちゅ。

いきますわよ!

は!

うわー!

・・・。

見事に剥製にしてやったわ。

さすがブラックヘアー様でちゅ。

ちゅーちゅー言ってないでさっさとコイツをパンプキンカーに乗せて行くわよ!

了解でちゅ!

ふふふ。

この世界にシンデレラ―なんていらないわ。

もし希望が存在するのなら…

その希望を潰して新たなる絶望をこの世に!

ふふふ。

アーッハッハッハッハッ!

第三幕終わり。

す、すごい展開がやってきた。

ある意味で腰抜かしたわ。

舞台裏。

黒神さん、田端さん、江原君、三人ともお疲れ~。

私の役は次あるの?

多分ないな。

そう、じゃあ寝てるから。

俺すごかった?

ああ、すごかった。

イエーイ♪ 主役最高!

どう見ても脇役だから! 勘違いしないでよね!

黒神さん。

何?

さっきの答えって一体…

考える時間はこの劇が終わるまであるから考えなさい。

ひ、ヒントを!

だーめ、自分で考えてこそ意味があるんだから。 じゃあ私は次の出番まで傍観させてもらうから。

・・・。

答えってなんだよ、俺にわかったら苦労しないっての。

果たしてみんなの劇、シンデレラはどうなるのか!?

第四幕へ続く!!

次は「いつかの天魔の智也くん さん」よろしくです!

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Posted at 2012/11/13 12:50 Viewed 60 times

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