“耳と刀の珍道中 其の一”

どうもこんにちは。 私は、ししょーと一緒に旅をしている 犬星沙羅(いぬぼしさら)といいます。

そして儂が、土御門龍寺 (つちみかどりゅうじ)じゃ。 ワン公は師匠と言っておるがのう。

も〜、ししょー! 私にはちゃんとした名前があるんですから、名前で呼んでくださいよ〜。

はっはっは! こっちのほうが呼びやすいんだから仕方なかろう。

まったく、そんなんだから神様の座を下ろされちゃうんですよ。 もっとしっかりして下さい。

ん?そのことか?儂は後悔しておらんぞ。 むしろ自由になれて良かったと思っとるぐらいじゃ。

ちなみに私はししょーについて来て地上に降りましたけど、ししょーは仕事をサボりすぎて神様の座を取られちゃったんですよ。

そういえば、儂が神の頃はワン公は儂の 補佐じゃったしな。でも別に、決まりでは 儂について来て地上に降りなくても良かったのではないか?

あのまま残っておれば、お前が儂の後に空いた神の座につけたのじゃぞ? なんでついてこようと思ったのじゃ?

いやいやいや、けっして、一緒にいたいからとかそーゆー事では無く心配だからついて来たんですからねっ!

まあそうじゃろうな。 儂の天界での行動はお前に心配ばかりかけてしまったしな。

(も〜相変わらず鈍いんですから。いつになったら私の気持ちに気づいてくれるんでしょう。)

だが本当によいのか? 儂はこの世界をぶらぶら歩くだけじゃぞ?ワン公は暇ではないか?

いいんですよ!私も好きでついて来ただけだし、どんどん行こうじゃありませんか!

はっはっは!それもそうじゃな。 では、行くとするか!

はい!行きましょう!

そして、この元神様と元神補佐による 長い旅が始まるのであった。

〜続く〜

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Posted at 2012/11/04 16:29 Viewed 18 times

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初投稿です!是非見てください!ちなみにキャラが侍とケモ耳なのは完全に作者の趣味です。(ストーリーでよくわからない単語や説明が出てきたらコメントして下さい。次のストーリーで説明します。)

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