第二話。始まるよ~
公立草薙第一高等学校、県内屈指の豪華な学校
外装はもちろんのこと
グラウンド整備から
中の施設まで
さて、四人が学校につくと皆々から挨拶が飛んできた。
生徒A「会長おはようございます」
生徒B「おはようございます副会長」
省吾「おはよう」
由利「ええ、おはよう」
一輝「相変わらずの人気者だな~省吾」
しおり「ま、それを言うならこっちの由利もだけどね」
先生「うん?おお、省吾君に由利君か、おはよう」
校門の前にたっている先生にも挨拶を終えると四人が教室に向かった。
省吾「そう思えば、そろそろだね。新入生歓迎会。何か決めてある由利?」
由利「そうね、大体は。だけどまだ決め手に欠けるわ。あとで優香にも相談しないと」
栞「そう思えば、そんな時期だっけ……後輩のスカウトか。面倒」
一輝「お前らのところってだけど数えても」
栞「うるさい!」
一輝「ヒデブっ!」
そして一輝は吹き飛んだ。
省吾「ま、それは今日の放課後でも決めよう。先輩たちからもいい案がでると思うし」
由利「ええ、そうね……そ、それよりも」
省吾「ん?」
由利「いい加減、腕戻していいかしら?」
省吾「どうぞ、ご自由に」
由利「うん」
栞「腕を取り合うのはいいから……私を無視するな~」
一輝「そ、それは俺が言いたい」
チーン
時間がたち、現在朝のHRの時間である。生徒は担任が来るのを待っているのだが……なかなか来ない
一輝「いつもの通りだな」
省吾「いつもの通り過ぎて、すごく困っているんだけどなこっちは」
一輝「何、どうせ、そろそろ」
??「すま~~~~~ん、遅れたぁぁぁぁぁぁぁ!!」
省吾「はぁ~」
一輝「平常運行だな」
そして一人の男性が入ってきたのだ。
??「いやぁ、すまんすまん。職員会議で寝てしまっていてな、さっき起きた」
クラス全員「はぁぁ」
葛城準。省吾や由利の担任の教師であるが一言言えば反面教師。いつも和服を着ているのはいつも行くとうやむやにされる
ちなみにまだ独身
彼女など存在はしない
葛城「まあいい。出席はどうせ全員いるだろうからな。それじゃあ今回の連絡は……一年生を無理やり勧誘するなとか、まあ新入生についてだ。お前らもわかるように、もし何かあれば風紀委員とそれとそこの万年新婚が相手するからな~」
一輝「でははは、いじられてやんの」
省吾「……まだ新婚ではない、恋人だ!」
一輝「え、突っ込むでき場所そこ!?」
栞「由利、由利……顔がデレすぎ」
由利「え!?……あ、ごめんなさい」
栞「と、言っても顔はずっと柿崎君の方向なのね、由利」
由利「省吾、かっこいい」
クラス全員「(ごちそう様)」
葛城「こ、これで、HRを終わりにする!……別に悔しくなんかないんだからね!」
先生は目から汗を流しながら出て行った
栞「それで、本当に連絡はないのかしら?」
由利「ええ、大丈夫よ。それにそれ以外の報告はすべてあとで部活集会で行われるから」
一輝「つうわけで、省吾。早速だが今日の授業の宿題を教えてくれ!!」
省吾「まったく、仕方ないな。また部活かい?」
ちなみにこいつらはまだ、二年生なのだが……
なぜ二人がそうなっているかというと、理由は簡単に言うとアット的な支持のおかげだ
栞「さてはて、それじゃあ今日も一日頑張ろうかな~」
由利「そうね、今日も早く終えて夕食の献立でも考えようと」
栞「奥さん、今日も旦那様とご一緒ですか?」
由利「もちろん!」
栞「うきぃぃー!」
そんな感じで学校生活は始まった。
それから時間がたちお昼の時間になった。
由利「省吾~行きましょう」
省吾「ああ、ちょっと待ってくれ。これも持っていかないといけないから」
由利「放課後の資料?」
省吾「多分、部活生徒が言うだろうしね」
由利「仕方のかいことよ」
由利「それよりも先にご飯にしましょう、省吾」
省吾「そうだな、それでは俺らだけの」
省吾「生徒会室に!」
由利「うん!」
???「ちょっとよろしいでしょうか、生徒会長」
由利「あら、あなたは確か」
省吾「科学部の、飛成(ヒナリ)部長ではないかな?」
飛成「はい、その通りです」
由利「それでどうかしましたか?」
飛成「はい、それが今日の部活会議なのですが……少し時間をいただけませんか?」
由利「時間とは?」
飛成「ちょっとした実験です。部活会議の際に必要なことですので」
由利「ふむ………どうする省吾?」
省吾「いいんじゃないかな?別にそんなに時間がかかるかどうかも分からないけど。」
由利「そうね、なら」
由利「飛成さん、会議が早めに終われば許可いたしますが、長引いた場合はなし。それでよろしいですか?」
飛成「はい!それで十分です、ありがとうございます!!」
そして彼女は立ち立ち去って行った
省吾「実験ね……なんなんだろうか?」
由利「まあそこまで心配することじゃないと思うわよ」
由利「ほら、それよりも……ごはんにしましょう♪」
省吾「さて、今日はどんなものかな」
由利「ふふ、それじゃあ食べましょうか……」
二人「いただきます!」
飛成「シ、シ、シ。これでこれで、学校は」
一輝「あいつ、何笑っているんだ?」
一輝「ま、いいか。それよりも飯飯っと」
飛成「シシシシシ……デュヒヒ」
そしてこのあと、事件が起きてしまうのをこの二人は、まだ知らない