『特にオチのないルリカゼお嬢様短編X12』

ユウヒ(ドレディア♀):「………」

ケント(キノガッサ♂):「……え、ええっと、お呼びがかかったので来させていただきましたが、何かありましたでしょうか、お義姉様……?」

ユウヒ:「…………」

「あの、ええっと、僕何か悪い事でもしてしまいましたでしょうか、確かにお嬢様とお話する時間も少ないですし、幸せにして差し上げるという約束もまもれていないとおっしゃられればそれまで……」

「……ケントさんは、たわしのことをどうおもっているんですの?」

「へっ?」

「……いえ、なんとなく知りたいだけですよー」

「……え、ええっと、皆様を支える縁の下の力持ちですし、無くてはならない道具ですよね、掃除では原始的な手段ですが「わざ」に頼り切るとPP消費も激しいですし」

「たわしは、ケントさんが人間世界から持ってきた「亀の子たわし」から広まった道具ですね。今では拭くと炎が出て消毒するものや、特殊な薬液により自動で掃除するたわしなんかも開発されています」

「感謝しないといけませんねえ、このたわしの発明家さんと、そして何よりケントさんに……」

「はい!あ、亀の子だわしは亀の子束子西尾商店と云う所の登録商標だそうです。ですから僕も売上利益は頂いておりませんし……」

「かといって元の世界に送金も不可能だからデザイン権放棄、ですかー……律儀なものですよ、ケントさん」

「そ、そんなに褒めないでください、人間として当然の事をやっただけですよ…」

「……(本当は、わたしの事をどう思っているのかと聞きたかったのに……大真面目に答えるから、まったくケントさんは……)」

月様(アブソル♂)「お、いたいた。この「投げるとその場にテレポート地点を作れるたわし」が面白くてねえ…皆も一緒にどうかな?」

「あなたと言う人はどうしてこうもタイミングよくあらわれるのか……」

「?」

「あ、あはは……いいですよね、たわし」

「おうっ!スポンジ使えばいいとか野暮な突込みはなしに、いいものだよね!」

まる様(シャワーズ♀)「(……スポンジあるんだ……)ち、ちなみに、なおさんの所でたくさん買ってきたから私達からおすそわけです、はい!」

「わあい…!あ、ありがとうございます!」

「いいってことよー!それじゃあ、ホープちゃんの世話があるのでこれで…!」

「はい、気を付けてくださいね、月様もまる様も……!」

「……わたしよりたわしなのですねー……」

「………拗ねてやるです」

ルリカゼ(ヤナッキー♀):「え、ええっと、こ、こんなふうにしょうもないダジャレも多いですが、特ルリを、よ、よろしくですの……うう…」

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公開日 2012/10/19 14:49 再生回数 18

作者からのコメント

ポケモン交流小説(ケモノ)「特ルリ」の、pixivからの出張なんとなります、よ、よろしければ心の広い方がお読みくだされば…!  今回も、見てくださったすべての方に感謝を!ありがとうございます… お借りしました→月様  まる様 ありがとうございます…!

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