“小説・ライトノベルの専門学校5”

さあて。コメントに答えるコーナーがきたぜ。

きたわね。

いいカンジのがきてるから、それに対して返す形でいくぜー。

『お約束を知らないと、書けないし、楽しめないのでは?』

そのとおり、と言ってしまってもいいわね。

パターン化したものは、先が予測できるぶん、そういうものが好きな読者を引き込めるっていうことだな。

例えば、戦闘モノだと主人公はほぼ最終的には勝利するし、かつ死なない、とか。

逆にそういう先入観を裏切って、違う展開にするのもアリだと思うけど、

今後の展開をどうするか、具体的なビジョンが必要になるわ。

次。これ、かなりいい質問だったぜ。

これは第4回についてきたコメントだ。

『そんなことみんなわかってる。ここのギャグ作家より面白いこと書いてから言ってください。

素人さんに言われても説得力にかけます』

こういうの、まってたぜ。

この彼、もしくは彼女の文章から読み取れるものは、

『第4回に言ったことはみんなわかっている』

『素人に言われても説得力に欠ける』

『読者を納得させる作品を作ってから、何か言ってほしい』

そういうことかしら。

この言葉に対して、色んな返答ができる。

まず、ごめんよ。

この意見はもっともだ、という視点では、もう謝らざるを得ないわね。

さて。『』でくくったものずつ返答するとしようか。

『みんなわかっていること』

そもそも、みんなわかっていることっていうのはなんなのかしら?

なんとなく、頭の中でおぼろげにしかなくて、具体的に言われると困ること、だったりしないか?

もしくは、知っていないと恥に見えたり。

人間、色んな経験をしているものだし、いつも頭に沢山のことを意識しているわけじゃないんだ。

みんなわかっていることとはどんなことか、ちょっとオレも考えたくなってきたぜ。

では次の、『素人に言われても説得力に欠ける』。

じゃあ玄人が100%正しくて、例えばその人が死んだ方がいいといえば、もう死ぬしかない。

・・・・・・とまあ、これは極論過ぎるけれども、玄人の意見が絶対に正しいとはいい切れない。

子供のいうことって、たまに確信をついてこないかい?

でも、それは子供で、まだ頭脳が発達仕切れていない人間だから、どんなことをいっても聞くに値しない・・・・・・

それじゃあいけないよな。

素人には能力がない。だからいうことに説得力がない、というのは、そういう目線をなくしてしまうわ。

どんなことを言われても、まずはちゃんと受け入れて、それでもって反論すること、かな?

能力の有無は、あまり意見をする場合の理由にはならない。読者は物語について、すげえ知識がある、

ってわけじゃないからな。

では最後の、『読者を納得させる作品を作ってから、何か言ってほしい』について。

ややこしくはあるけれど、2こ目の返答に繋がっているから、特にいうことはないんだけれど・・・・・・

どうやら、この人は『説得力』というものを中心に、コメントをしてくれていたようだな。

だけど、説得力っていうものは、専門分野だと読者が知らない情報があったり、

日常的な場面だと、「ああ、こういうのってあるよな」と思わせるものに生まれるものと、作者は思う。

まあ、ほかにもあるとは思うけれども、ここでいいたいことは、先ほどいった二つの点からも通じるものがあるってこと。

いってしまえば、誰の意見でも参考になる、ということね。

人の数だけ、説得力があるかどうかは変わってくるから、コメントしてくれた人からしてみれば、

私たちが言っていたことは、どうにも説得力がなかったみたい。

そういうこった。

今日はこのへんかな? 今度はもうちょっと違う観点のことを書こうと思うぜ。

ではまた、次の回で、よろしく~。

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Posted at 2012/09/27 20:10 Viewed 26 times

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