………………………… ……… …
…………… …… …
あのさぁ……
な、なにかな…？
デート四回目にして、 お前の家にお呼ばれ されたわけだけどさぁ……
ぶっちゃけるとさ……… な、何を目的に… お呼びになられた？
……わかってるくせに。
……………で、でも… お前の親御さんも一階にいるじゃん ……その…なぁ？
私じゃだめかな…？
…………お前こそ、 答えなんてわかりきってるくせに。 まったく…意地悪な奴だ
いいでしょ…？ ……速太が……欲しいの
その名前で俺を呼ぶな。 まるで俺が早漏みたいだから！
ねぇ………
さわさわ
そんな艶かしい手つきで触るな。 俺のスカイツリーが 634mに膨張するぞ！？
……おっきいね………
ごめん嘘だ俺が悪かっただから股間部をまさぐらないでってらめぇ！！
ふふ…もうスカイツリーから 電波漏れてる…
やめろぉ！押し倒すな！ 助けてぇ！セリヌンティウス！！
お、おまえ……うまそう、だな… 性的な意味で
お、お前も！ うまそうだよ！！
ふんげろゔぁろぇそぉーー！！！ バルバロッサァァァァァ！！！！！
おれたちは一階に音が 漏れるのも気にせず求めあった。 いや、電波をだぜ？
俺のスカイツリーが 懇々と卑猥な電波(?)を発し、 それを彼女が受信するまで続いた。
あれから三週間
それで？ なんの話があるんだ？
怒らない……？
お前がどんなこと言っても 怒らねぇよ。抱きしめるだけだ。
そっか……
あ、あのね……
に、妊娠した………
………妊娠？
うん
私と速太の子供だよ？
………
…………………………
結婚しよう
うん……私を幸せにしてね。 お腹の子も。
日本一の電波塔を股間に携えた男と 性的にうまそうな女。
結婚式はスカイツリーでやろうか
