“童話 赤ずきん(の娘のアカネ)”

むかーしむかし あるところに 赤ずきんがかわいい女の子がいました

彼女は18のときにデキ婚をし 生まれてきたのが そう、アカネなのです

アカネは現在17歳 ぴちぴちの女子高生です

あるひのことです アカネはおばあさんの家に お歳暮でたくさんもらって処理に困っていたみかんを持っていくことにしました

アカネが森の中を歩いていくと 狼が話しかけてきました

ちーっす 君かわうぃーね 名前は?

…アカネ

ヒュー♪ いい名前だね てかどこ行くの?

ちょっとばばあの家まで行って 小遣いせびってくるわ みかん持ってけばくれんだろ

まじで!? てかさー、ばばあの家どこ?

森の向こうにダイソーあんの分かる? その斜向い

へえ んじゃ、俺は帰るわ 森はあぶないから気をつけてね

はいはーい あなたも気をつけてね

俺はつえーから大丈夫っす

そっか ならよかったわ

おばあさんの家を聞いた狼は 大急ぎでおばあさんの家に行きました

そしてドアをたたいて かわいい声でいいました

おばあちゃん アカネです ドアのオートロック解除してくださいな

おやアカネ よくきてくれたね 解除したからおはいり

狼が中へ入るも おばあさんの姿はありません

おーばーあーちゃーん どこにいるのー?

ちょっと風邪を引いていてね 寝室で横になっているんだよ

それじゃあ 今からそっちいくねー

はいよー

寝室へ入ってみると その容姿の違いに びっくりしました

おばあちゃん なんて太い腕なの

それはね お前を力いっぱい抱きたくて

それに なんて大きな耳なの

それはね お前のかわいい声をよく聞きたくて

それにまあ なんて大きなお口なの

それはね …お前を食べてやろうと思ってね!

ヒャッハー

うすうすおかしいと思ってたんだよ このクマ野郎 てめえ俺と同じこと考えてやがったな

ちっ まあいい 狼の肉は初めて食べるが美味しいのかな

ハッ 笑わせてくれる 食われるのはてめーの方だぜクマ吉 ジンギスカンにしてやらあ

こうして二匹は 何時間も戦い続け ついにはお互い力尽きてしまったのです

母さんのときは狼だけって言ってたのになぁ うちのときはクマも出やがって ま、今頃お互いやりあってんだろ

さーて、本当のばばあの家に行くか

おやアカネ よくきたね

うん おばあちゃん大好きだから会いにきたの あとね、これおみやげ

あらあら こんなにたくさん どうしたんだい

お小遣いで買ってきたの!

まあまあ いくらしたんだい 言ってごらん

1000円!

それじゃね お駄賃として2000円あげるね お母さんには内緒だよ

いいの? ありがとう!おばあちゃん! 大好き!

うふふ おばあちゃんはアカネの笑顔が見れたらそれでいいのよ

えへへ それじゃおばあちゃん そろそろお夕飯だから帰るね

またいつでもおいで~

うん!

ふぅ、まじちょろいわ さーて、あの本屋でレディコミ買って帰るか

こうして 赤ずきんの娘は たくましく成長していきましたとさ めでたしめでたし

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Posted at 2012/04/18 22:25 Viewed 23 times

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