“安価は関係ないが世界救うⅣ 破”

前回までのあらすじ

地図と大剣ブリューネルソードを 手に魔王を倒す旅に出た勇者。

初めての戦闘で ピンチに陥ったところを 閃黒の剣士、クロードに助けられる

クロードは 二代目勇者直系の末裔だった。

しかし、あくまで二代目。 魔王の力は持ち合わせていない。

勇者は……勇者と魔王の ハーフである三代目勇者。 その最強の血筋を継承する者だった

二人はパーティを組み、 冒険を進んでいく…

ところが、肝心の勇者が『スキル』を使えないことが発覚。

そのために少しの間、 森林エリア近くで 修行をすることになった……

スキル、ベガルタ・リーチ     『小怒の凶刃』 !!

勇者が振り下ろした ブリューネルソードが 僅かに赤い光を帯びる。

光が一瞬強まると同時に 剣が一気に加速。 地面を荒々しく削り取る。

………

……いい太刀筋だ…。 大分腕も上がったな。

やたー!!

もっと褒めても良いのよ!?

………レベルは どれくらいまで上がった?

ちぇっ

勝手にステータスバー 見やがれください…

…どれどれ

勇者 Lv33

習得スキル 『小怒の凶刃』『大怒の凶刃』 『シストルム・シャープ』

所持スキルも これだけあれば十分だろう。

……今日中にでも 次のエリアに行こうか

そっか、良かった良かった。

(待ってやがれよ、  おっぱいマウスパッド……  お前の処女は貰った…!)

……ここ、ベースキャンプか?

しっ! ……彼奴らは…盗賊だ… いつもよりは数が少ないな…?

えっ!?

馬鹿野郎! 静かにしろといったろう!

……しかし、キャンプに 隣接している関所を通らなければ… 次のエリアにはいけない……

(ボスイベントとかか?  どちらにせよ何かのイベントだ。  やるしかないのかぁ……)

盗賊とかもう倒しちゃおうぜっ!

馬鹿かっ…… 敵はざっと六人……

敵のレベルもわからない上、 この人数差じゃ無茶だ…!

おりゃ

グアァっ!!?

盗賊 アウトシーフを倒した。 経験値を113手に入れた。

おいッ! なにをしているんだッ!!

「侵入者だーー!!」 「やっちまえー!」 「仇討ちだァッ!!」

クソッ! やるしかないのか!

ナンセンイチモンジ 『南泉一文字斬り』ッッ!!!

ヒュゥッ!……ズサササッ!!

盗賊 アウトシーフ を倒した 盗賊 アウトシーフ を倒した

喰らいやがれ! モラルタ・リーチ 『大怒の凶刃』 っ!!

グオォ…! バシュゥゥゥッッ!!

盗賊 アウトシーフ を倒した 盗賊 アウトシーフ を倒した

「「あと一人!!」」

ひっ……! ひえぇぇ!!お助けおぉ!

………

「ちょっとちょっと!!」

ん?誰だ?

う…うわぁぁ!! 『魔女』だ!

ハッ…! 聞いたことがあるぞ!

ここら一帯の盗賊や 強敵モンスターを 片っ端から蹴散らしてる……

『魔女』だ!

…まじょぉ?

あいつは経験値を 刈り取るためだけに そんなことをしてやがる……

盗賊団も、 やけに人数が 少ないのも奴のせいだ!

おっ、俺たちは『魔女』から 逃げるために ここのベースキャンプを 占領したんだっ!

……その『魔女』… 強いん?

強いなんて次元じゃねぇ…! 見たことがないんだ、あんな魔法! 『魔王』クラスの魔法なんだ!!

………出てこいよ、『魔女』

森の茂みからついに『魔女』が 姿を現した。

よくも私のエモノに 手ぇだしてくれたわねぇ……! 骨の髄まで溶かし尽くしてあげる…

スキル! ハイボルテック・カノーテス  『超電撃閃光の衝撃砲』  !!

果たしてどうなる! 勇者とクロード!!

急 へ続く

破  終わり

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Posted at 2013/04/10 21:13 Viewed 13 times

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