決めたっ！ イヴまでには彼女をつくるぞ！
とは、言いつつもやっぱり そう簡単には作れないが・・・
いったいどうしたらいいんだ・・・
兄貴━━━━!! 部屋入るぞ━━━━!!
ちょ、おま、勝手に・・・
ｶﾞﾁｬﾘ
一体何がどうなって・・・
宿題わからん！ 手伝えや━━━━ｯ!!
だが断る
ないわー、兄貴のくせにー ちょっとぐらい手伝えよぅ・・・ 頼むよぉ・・・
ふふふ、これから大事な会議があるのでこれで失礼しよう・・・ｸｸｸ
逃げんなよッ！ 帰ってきたら手伝えー！
わかったよ 頼むから大声出さないでくれ・・・ 頭にひびく・・・
ちょっと、だいじょうぶなの！?
嘘でーっす！！！ いってきまーす！
嘘ついてんじゃねーよッ！！
さて、家を出てきたわけだが・・・
ジンの家にでもおしかけるかー…
たしかジンの家は ここだった気が・・・
おいすー、俺に用事でも?
いきなり後ろから声かけるたぁね いいセンスだ・・・！
リュウちゃん怖ええって・・・
ああ、すまんすまん ちょっとびっくりしてスイッチ 入っただけだわ
ならいいけどよー、で 俺になにか用事あるのか?
とりあえず、道端で話すような事ではないのだ・・・
ちょうどいいや、上がっていけよな なんかおもしろそーだしさ
ジンの部屋
で、話ってなんだよーぅ！
テンションたけーな、おい まぁいいか
・・・イヴまでに彼女作りたいんだが、どうすればいいと思う?
えっ、おま、まじで言ってくれちゃてんの?
俺はいつだって 本気と書いてマジだぜ！
そっかー、リュウもそんな時期かー うんうん
なにがうんうんなんだ・・・
いーや、だってリュウに彼女って言葉は禁句だと思ってたからさ
あのこと、乗り越えなきゃ 俺はずっと足踏みしてなきゃならないからな
やっぱ、リュウはおもしろいな… よっしゃ、俺も頑張ろかっなー
お前はテキトー声をかければ すぐに女捕まりそうだがな・・・
そんな軽い男でもなければ そんな軽い女の子を引っ掛けませんーだ
とは言っても、もう二学期始まってるしなー…
パーッと、遊んだらいいんじゃない?
ふむ・・・ いい案が浮かんだぞ
え、なに、なにか嫌な予感が・・・
次回へ続くのよッ！！
