今日は大掃除の日。 ミースはそうそうに終了してソファでポケリブ中のようですが・・・。
シドは、まだ終わらないのかしら。お腹が空いてきたわ・・・。
シド! まだ終わらないの?
ああ、ゴメン。まだなんだ。結構捨てる物があってさ。
手伝うわ。 このままじゃ夕食になりそうもないから。
散らかったシドの部屋を二人で手分けして片付け始めました。すると、ミースがベッドの下から何やら見つけたようです。
あら、こんなところにいかがわしい本が。
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
どうしたの。そんな奇声張り上げて。近所迷惑だわ。
ちょっとその本返して!
ああ、コレ? なによ、そんなにやましい本だったの?確かに陵辱輪姦孕ませは人としてどうかとは思うけど。どうかとは思うけど。どうかとは。
説明しなくていいから返してよ!!!
なるほどね。これじゃあ彼女もつくれないわね・・・・。
なんだよ!ミースのデータだってBLばっかりじゃないか!あとは乙女ゲーだろっ!
フン! BLは高尚な趣味よ! 武士の時代から続く、精神的な愛を基軸にした、いわば純愛よ!
シドみたいに肉体的欲求を軸に置いた動物的なシュミと一緒にしないで欲しいわ!
ガーーーーーーーーーーーーーン (うわー・・・すごいディスられよう。ちょっとへこむなぁ・・・)
ふーーー、なんだかやる気なくしたわ。 片付けはいいから夕食の準備してくれないかしら。お腹空いたわ。
(へこむなぁ・・・・)
シドったら、ちょっとキモイわ・・・。 あれじゃ彼女なんて一生ムリね。
とはいえ、私ももう少し隠すところを工夫しないといけないわね・・・。
そういってベッドのしたの引き出しを開けると、そこにはおびただしい数のBL同人誌がぎっしり詰まっていた。
そして人目に付かないところへ移し替えるミースだった・・・・・・・。