あたり一面、何もない田舎の景色 ・・・
私の故郷とはいえ、 なんて退屈な風景なの・・・！
全くつまんないところで、 嫌になっちゃうわ・・・！！
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・・・そうだ、旅に出ましょ。
行先は・・・ もちろん大都会・東京よ。
汽車の時間は・・・ あら、もうすぐね。
それでは、いざ出発！
列車に乗って、華の東京へ。
やっと東京駅に到着したわ。 賑やかで活気のある日本の中心。 最先端の街・・・それが東京。
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色とりどりの看板。 様々なお店。 夜はネオンが綺麗なんでしょうね。
通りはいつも賑わって、 人波が絶えることなく、 賑わいを見せているわ。
エネルギッシュな都会の風景・・・ あ～、見ているだけで、 元気が出てくる～！
東京こそまさにこの世の楽園！ 私がいるにふさわしい場所だわ！
ドスッ！
あちこちよそ見してたら、 肩がぶつかっちゃった！ どうも、すみませーん！
いえいえ、こちらこそ。 失礼いたしました。
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人、人、人で溢れかえって 肩がぶつかるほど狭っ苦しい、 息の詰まるような東京の街。
ケバケバしい看板だらけで、 ゴミ箱をひっくり返したような ぞっとする景色・・・！！
そこにいるだけで騒々しく 頭痛がしてくるような大通り。
こんなひどい環境の中で 生きていくなんて・・・ 毎日が嫌になっちゃうわ。
・・・そうだ、いい事考えた。
思い立ったが吉日。 さっそく、実行に移しましょう！
東京駅。 旅の始まる場所。
私は都会の喧騒から逃れるため、 見知らぬ土地へと・・・ 列車で旅に出るの。
間もなく出発時刻ね。 ・・・行きましょう。
列車に乗って、 見知らぬ土地の終着駅へ。
やっと終着駅についたわ。
列車を降りたら、 駅前には、どこまでも続くような 一面の田園風景。
ああ、なんて美しい風景 なんでしょう。 心が洗われるようだわ・・・
こんな綺麗なところに、 ず～っといられればいいのに・・・
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・・・そう思うのって、 もしかして私だけなのかしら？
おわり
