『特ルリ:Rebirth 02』

月(づき):「へぇ・・・。 この街にもこんな場所なんてあったんだね・・・。」

月:「おお?なんなんだ、この豪邸は・・・?」

スカイ:「あれ?月さん?」

月:「おや、スカイちゃんじゃないか」

スカイ:「こんなところで何してるんですか?」

月:「いや、ここら辺はまだ来たことなかったから、一度来てみたくてね・・・」

スカイ:「なるほど・・・」

月:「スカイちゃんこそ、こんなところでどうしたの・・・?」

スカイ「ケントさんに用があって、家に行こうと思って・・・」

月:「ケントちゃんの家・・・?」

スカイ:「はい!あそこに見える豪邸に住んでるんですよ?」

月:「えっ、ええええっ!?」

スカイ:「あれ、知らなかったんですか?」

月:「は、初耳だよ、そんなこと!」

スカイ:「あれ?Rebirthのメンバーなら全員知ってるものだと思ったのにな・・・」

スカイ:「もしかして、月さんには知られたくないことでもあるのかしら?」

月:「知られたくないこと・・・」

スカイ:「まぁ、いいや。ケントさんはこの家の入り婿として、住んでいるんです」

月:「つ、つまり、婿養子ってことだよね?ケントちゃん、すごいなぁ・・・」

スカイ:「ですよねぇ。しかも、超有名な名家"ドレーン家"の入り婿ですから!」

月:「ドレーン家・・・」

スカイ:「あれ、どうかしましたか?」

月:「あ、いや、なんでもない。 そろそろ私はここを離れるかな」

スカイ:「え、折角来たんですし、一緒に行きましょうよ?」

月:「ごめん、そろそろ用事があるもんでね・・・。それじゃっ」

スカイ:「行っちゃった・・・」

スカイ:「とりあえずは、ケントさんちに行こうっと!」

スカイ:「・・・っと、今回の依頼はこんな感じかな」

ケント:「また大変そうな依頼ばかりですね・・・」

スカイ「でも、あの名高い探検隊Loversの分隊"Rebirth"として、ちゃんと依頼をこなさないとね」

ケント:「そ、そうですよね!こんなキノガッサでも、皆さんのお役に立てるならば・・・!」

スカイ「その意気、その意気♪」

スカイ:「あ、そういえば、家の前で月さんと出会ったよ」

ケント:「え、月様と・・・?」

スカイ:「うん、少し話してすぐに別れちゃったけど」

ケント:「・・・何か、家のことについて聞かれたりしました?」

スカイ:「聞かれたというか、私から家のことについて色々話しておいたよ」

ケント:「・・・」

スカイ:「ケントさん・・・?」

ケント:「ああっ、いや、なんでもないんです!なんでも・・・」

スカイ:「さっきの月さんの様子といい、今のケントさんといい、凄く怪しいんだけど・・・」

ケント:「ううっ・・・」

スカイ:「・・・まぁ、話す気になったら話してね?」

ケント:「は、はい・・・」

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公開日 2012/09/19 10:25 再生回数 10

作者からのコメント

Rebirth2話ですよぉヽ(・∀・)ノ 続編→http://www.kimip.net/play/xqElR

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