“私のライバルは中二病 その7”

で、体育館の裏まで来たけど……。

話って何?

ああ、魔女にしか相談できないことでな。

(うわ、なんか告白されるシチュエーションだわ)

(まあそんなこと、ありえないのに5000ポーランドズロチかけるわ)

実は告白したくてね。

えっ……

ええっ!?

異世界で会った姫にな。

はっ……? 私じゃないの?

何を言ってるんだ、魔女よ。

(びっくりして、損した)

でっ、異世界って……?

お前も行ったことあるだろ、異世界に。

ああ、ネトゲのことね。

思えば、あれは運命的な出会いだった。

なんか語りだしたわ。

くっ、魔女め。助けてやったのに、この恩とは……。

おっ、なんだここは。優理の跡をつけたら、こんな場所に。

ゆ、優理? だ、誰だ!

まったく、一人でレベル上げなんて水臭いなー行ってもらえれば、付き合ったのに。

まあ、まだ私が弱いからだろうけど。

でも、いつかは優理のアシストが出来るくらいに強くなりたいなぁー。

おい、そこの……。

そして、優理と名コンビになり!

聞いてるのかっ!

あん? 私は今妄想で忙しいんだよ!

って、すごい大怪我だな。回復薬を上げよう。

回復薬を使った。 ヒビキは100の回復。

すまない。

そういう時はありがとうだ。

か、感謝する。

何、お互い様だ。

悪いが、俺はここで去――。

そうそう、ついでだ。私のレベル上げを手伝え。

なっ!?

優理にいつも頼むのはしのびないしな。

なんで、俺がそんなのに……。

助けてやっただろ?

し、仕方ない。今回だけだぞ……。

とまあ、こんな感じで運命的な出会いを。

惚れる要素がどこにあんの!?

あんなに熱心に誘われたのは初めてだったから……。

(コイツ……)

(Mだわ……)

それで彼女が優理、優理と話していたので、何か関係があると思ってね。

あ、ああ……うん。

頼む。あの姫と仲良くなれるように協力してくれないか!

(たぶん、話聞いてる限りコイツが会ったのは会長しかありえないわね)

(というと魔王(会長)の弱点を知り、なおかつ姫(会長)と仲良くしたい?)

ふ、複雑だわ。

ふ、複雑?

あっ、いや別に私は複雑というか、なんというか状況が……。

そうか、やはり貴様も姫を!

(ああ、もっと複雑になろうとしている!)

いいだろうっ! やはり魔女とは話が合わないということか!

ならば、今日からお前は俺のライバルだ!

ラ、ライバル?

姫は渡さん。そして、魔王は俺自身、一人で倒す!

(それ、同一人物だから……)

邪魔したなっ! これから会う時は敵同士だ!

なんか知らないけど、どうやら……。

私のライバルは中二病のようです。

続く。

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Posted at 2012/10/19 00:37 Viewed 25 times

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ちなみに私も無理やり誘われたら、惚れます。

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