“ラノベ作家(笑)3”

(」・ω・)」うー! (/・ω・)/にゃー!

Let's\(・ω・)/にゃー。

はい。そんなわけで 「小説・作品を作るうえで大切なことを思うままに」第3弾ですよー。

第1弾、第2弾とも、なぜか多くの人に見てもらえている・・・。

あたしの美貌のおかげかな?

・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

はい。 じゃあ今日もはりきっていこうかっ。

前回は 「キャラクター」 について話した。

作品作りにおける「キャラクター」については、話そうとするとすんごーく長くなっちゃうんだよねー。

もし要望なんてものがあれば続けるけど・・・今回はまた違うお題について考えてみようか。

二次元キャラにおいて、「巨乳より貧乳のほうが魅力的か否か」・・・とか

うんうん。 それは筆者の趣味っていうか性癖・ただの貧乳好きだねー。 そういうのはしまっちゃおうねー。

このサイトを知ったとき、 「ひとりも貧乳キャラがいないじゃんかよぉぉぉっサノバビッチ!」 と、叫んだとか叫んでないとか。

んじゃあ、第3弾となる今回は 作品の「世界観」について考えてみようか。

・・・スルーもツッコミ。

突然の質問だけど、「ライトノベル」といえばどんな世界観を想像する?

異世界ファンタジー。

「ス○イヤーズ」なんか代表格だね。 でも、最近は少ないかもねぇ。 他には?

現代の日本で、普通の高校生のもとに悪魔や天使や不思議な生物がやって来てうんたらかんたら・・・。

うんうん。ありがちだねぇ。 『普通の』高校生ってなんだよって、ツッコミたくなるけどねぇ。

「使い古された世界観は使うな」と?

うーん、 そういうことじゃないんだよね。 ・・・っていうか、

そんなこと言ったら「使われてない世界観を探す」ほうが大変だし。 現代世界なんて舞台に出来ないじゃないの。 今までどれほど多種多様な世界観が作られてきたのかわからないし。

じゃあ、 被らないようにするのはムリ?

被るかどうかを気にしてたら小説なんて書けないよぶっちゃけ。 なんくるないさー。

あ、でも他作品のパクリは論外ね。 言うまでもないと思うけど。

受賞後・刊行後に盗作が判明する 『自称プロ作家』も多い・・・。

模倣して練習するならまだしも、丸パクリで投稿したり掲載したりしたところでねぇ。

「二人羽織で試験受ける」ようなものだから決して自分の実力じゃないわけだし、いつかはボロが出るだろうし、壁にブチ当たった時に乗り越える力が無くて困るのは自分だよ。

因果応報。 天に向かってつばを吐く。 王様の耳はたぷたぷ。

最後のは間違ってるねぇ。

おっと。 「盗作ダメ!絶対!」がお題じゃなかったね。本題に戻ろうか。

結論を先にみたくなっちゃうけど、 「作品作りとは世界観作りである」 ってこと。

よくわからない・・・。 キャラクターは? プロットは?

それはまた別の話。

もちろん作品を作るうえでは、それらも大事になってくるのは当たり前なんだけどね。

それらが優れているか以前の問題でね・・・ハッキリ言うと、設定やキャラが良くても 「世界観をないがしろにしてる」 って人たちが多過ぎるのよ。

実はコレ、初心者とか良作が書けないとか人気が出ないっていう作者さんのほとんどに共通してたりするの。

で、本人は意外と気付けてなかったりするから困ったもんでね。

設定やキャラクターを作れて、 物語のプロットも作れるなら問題ないのでは?

もちろん、それらが出来るならあとは『物語の最後』まで書ききれば、作品としては完結するわね。

でもね、それだけじゃ不十分なの。 「深みがない」作品になっちゃうの。

深み?

ダシをとってない味噌汁みたいな。

・・・わかりにくい。

んじゃあたとえばだけど、 「魔法学校」を舞台にした小説を書くとしようか。

簡単でいいから想像してみて。 どんなお話にする?

「その幻想をぶち殺す」

たしかに学園モノだけど、魔法っていうかそれは魔術かな? っていうか禁書だねそれ。

それじゃ 「魔法を学ぶための学園」 を舞台に。 「そこに入学した新入生」を 主人公にしたとしよう。

これまた簡単でいいから、お話の流れを考えてみてくれるかな?

入学→ヒロインと出会う→魔法を取得していく→色んなイベント→クラスメイトと信頼関係を深める→卒業

うん。べつに問題はないよね。 『問題はなさそう』だよね。お話の流れとしては。

・・・なにかマズかった?

じゃあそのお話について簡単に質問していくから、作者になったつもりで答えてみてね。

魔法を学ぶ学園があるってことは、とりあえずその世界には『魔法』が存在しているわけだ。

当然。

『魔法』にはどんな種類がある?

攻撃魔法と・・・回復魔法?

一般的にはそれを想像するよね。

じゃあ次の質問。 回復魔法ってことは、怪我を治せたりするんだよね?

そうじゃないと 『回復』魔法じゃない・・・。

んじゃあ、その世界では『医者』って職業が成り立つのかな?

う・・・。

『病院』なんていらないし、 『医療品』だっていらないよね? 魔法で治せるんだから。

か、回復魔法を使えるのは『医療術』を扱える上位の魔法使い・・・通称『医者』だけがそれを扱え・・・

そうなると 「魔法を習得途中」な主人公達は回復魔法を使えないことになるけど、 執筆していくにあたって大丈夫?

「負傷した仲間を救う」とか、 「傷ついたヒロインを助けるイベント」が書けないまでも、 書きづらくなるけど、大丈夫かな?

しゅ、主人公はなぜか最初から高度な魔術を使える設定で・・・。

その理由は? 読者に説明出来る?

秘められた血統とか・・・隠された魔道書を読むことで覚醒したり・・・。

じゃあ『学園』が必要なくなるよね? わざわざ何年もかけて学ばなくても『魔道書』を読めば上位な魔法は 習得出来ちゃうんだし、あるいは血筋に恵まれてないとダメなわけだ。

あとそれだと血筋に恵まれない凡才は活躍出来ないよね。 主人公補正とも言われるけど、 主人公っていう「運がいいだけのヤツ」が「俺強い!俺凄い!」状態なわけだ。

いやはや。嫌な世界だねぇー。 主人公しか目立てないし、活躍も出来ないねぇ。

はたしてそんな作品に、読者は感動するかな? 人気が出ると思うかな?

・・・思えない。

まぁ、ちょっと極端な例でのしつこいくらいのツッコミだったけどさ。

攻撃魔法「ファイア」とかでお手軽に火を出せるなら『コンロ』とか『ライター』はいらないわけだし、 そういった文化も生まれたり発達したりするわけないよね?

他にも「水を出す魔法」があるなら井戸や水道は必要ないし、「電気を発する魔法」があるなら電気製品も存在しないか、現実世界とは全然別だと考える必要が出てくるわけで。

「空を飛べる魔法」があるなら交通手段も現実とは違ってくるし、 「意思疎通できる魔法」があるなら電話も必要なくなってくる。手紙といった文化も無いかもね。

ざっと検討しただけでも、 これだけ考えなきゃいけないことがあって・・・ それに伴って書き手としての制約も増えちゃうわけだ。

じゃあ『魔法』っていう要素は使わないほうがいい・・・?

んーん。 そういうことじゃないのさね。

今回言いたいことはね、「作品を作るってことは、その作品内の世界を作るって事と同義」であり・・・

どんな世界でもいいけど、「世界観だけはよーく考えたほうがいいよ」ってことだけ。

魔法で食べ物をテーブルにポンッと出せる世界なのに、農作業をしてる村人なんかがいたら、おかしいでしょ?

・・・まさに働いたら負け。 \(^o^)/

「じゃあ具体的に世界観作るにはどうすりゃいいのさ!」って思った人。

あまり詳しく書くと長くなっちゃうからねぇ・・・簡単に言うなら、 「読者が矛盾を覚えてしまうような世界観にならないよう注意する」ってことじゃないかな?

無茶な世界観でもいいの・・・?

身も蓋もないけど、創作においては 「多少ムチャな設定だろうが読む人を納得させられるなら問題なし!」

けど残念ながら、最近の投稿・掲載・不人気作品の多くはね・・・。 「読者を納得させよう」と思ってすらいないのか、そのへんの説明や描写すらしてなかったり、放棄してるのがよくあるわけで。

・・・「舞台設定を練っていない」?

そゆことそゆこと。

そこらへんをあまり考えなくても物語は完結まで持っていけるだろうけど、 決して深みのある作品にはならないし・・・。

読んだ人たちにボッコボッコに突っ込まれる原因になるからね。作品のデキへの信頼も得られない。

2ちゃん○るで矛盾指摘のレスばかり・・・。 あげく「作者は○ね」の嵐・・・。

おぉ怖い怖い。

今回はここまでにしよっか。 予定よりも長くなっちゃったし。

今日のまとめ 「世界観はよく考えること」

作品のクオリティを上げるだけじゃなく、自分の執筆を妨げることも予防出来るからね。

『魔法』はあくまで極端な例だけど、作者が自分で作った世界観で自分の首を締めると大変だよってね。

そんなわけで第3弾はおっしまーい。

まだ続ける・・・?

どうだろうねー。 読んでくれる人はいるみたいだから、もう少しやってみようか。

あ。なんかご質問とか、「これについて語れ」的なお題があればぜひぜひ書き込んでください。

次のお題のネタになるので、 作者が助かる・・・。

書き込みには出来るだけ答えるから、何かあればどうかよろしくです。

というわけで今回はちょっと長くなってしまったのに、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

次回があるかは反応次第・・・。

そんなわけでまったねー。

お相手はいつもの2人でした・・・。

おつかれさまでした。 甘いものでも食べてお休みください。

つづく?

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Posted at 2012/04/20 11:25 Viewed 499 times

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