“ラノベ作家(笑)4”

小説・作品を作るうえで~?

大切なことを思うままに・・・。

第4弾だよー。 皆様のおかげで、 無事に続いたよー。

前作を見てくれた人、 コメントをくれた人たちはどうもありがとうでした。

「イイネ」ボタンも たーっくさん押してもらえて、 大変嬉しかったですよぉ。

・・・コメ返し、する?

そちらは後半にしよっか。 とりあえず今回のお題はー?

【表面上の設定と実際の描写との違い】について・・・。 (botさんからのコメより。感謝)

おやおやー。 いきなり難しそうな議題が提示されたねぇ。

・・・難しい?

ぶっちゃけさー、筆者の頭はそんなに良くないからね。 中の人の話になっちゃうけど。

でもまぁ、「考えることで自分にとっても勉強にもなるし」って意気込みで取り掛かったみたいだよ。

姿勢に知能がついていかない・・・。

まぁ筆者なりに噛み砕いてやってみるそうだから、頑張ってみようか。 (私は台本読むだけだし)

とりあえずこの題材を取り扱うにあたって、 まずは「それって何なの?」 って明確にしとかないといけないポイントが2つだね。

「表面上の設定」と、 「実際の描写」のこと・・・?

そう。 あ、でもその前にだね・・・。 注意点も2つ。

1つ。 筆者なりに無い知恵を絞って導き出したことを語っているわけだから、 解釈が間違っていたりする可能性大いにありだからね。

もう1つ。 なるべく噛み砕き、分かりやすく解説出来るよう心がけるけど・・・ 筆者だって勉強中の未熟者だから、そこらへんは生暖かく受け止めてね。

下手くそなりの努力・・・。

あと、 今回も長くなっちゃいそうなのでそれも注意ね。

んじゃそんなところで、さっそくいってみようか。まず、「表面上の設定」からだね。

そこからしてどういうことなのか・・・。

うーん。ようするに、 「そのキャラを構成するにあたっての設定・要素」の事じゃないかなぁ。

構成する設定と要素?

たとえばだ。ヒロインが1人いるとするよね。その娘はどんな子なのかな? 思いつきでいいから、適当に特徴をあげてみて。

ショートカット・眼鏡・クラスメイト・いつも教室の隅で読書をしている・おっとりで少々天然ボケ

うん。そんなところで充分だよね。

・・・充分?

今はね。 最初からもっと詳しく作り込んでもいいけど、とりあえず割合するよ。

でもさっきあげた 「キャラとしての特徴」だけでも、 作者さんとしてはそのヒロインについてある程度のイメージは浮かぶんじゃないかな?

資料集に載っているようなビジュアルイメージはともかくとして、 なんとなーく「こんな娘だよなー」みたいな。

さっきあげたのが、 「表面上の設定」・・・?

そうそう。 ようするに履歴書だとか、プロフィール欄に載せるような情報だよね。

ゲームとかだと、 「ステータス画面の情報」 とかが近いかな? どれもキャラを設定付ける要素だけど、どれも単発的な情報。

『単発的な情報』・・・?

筆者の考えた言葉だから、そのまま鵜呑みにして使わないようにね。 とにかく『単発的な情報』ってのはどういうことかというと、

Aってキャラを紹介するときに、 「AはBである」「AはCを持つ」 「AはDをしている」っていう、

「だからどうなるの?」と続かない。 一方的な要素・説明のことね。 『ヒロインはメガネっ娘』 『ヒロインは読書家』とか。 言い切るカタチとでも言えばいいかな?もしくは箇条書きの設定とか。

見た目だけじゃなくて、性格面とかの中身も?

うん。「表面上の設定」になるね。

たとえば『ツンデレ』という要素を持ったヒロインを作ろうとするよね。

ありふれている気がする・・・。

今は気にしなさんな。 んでんでんで、『ツンデレ』とは言っても、実際には色々あるよね?

っていうか、ただ「ツンデレ」って要素を持ってるだけじゃキャラとしては成り立たないよね。

主人公に対して 「すぐ暴力を振るう」・「見下す」 「言うこと聞かない」・「興味なさそうに振舞う」などなど、 色んなタイプがあってしかるべきなわけで。

「真のツンデレとは何か」については、ここでは割合する。

あくまでも例えとして、 「恥ずかしかったりするとすぐ殴ってくる」という、ツンデレヒロインにしたとしようか。

それだけ詳しく説明してるのに、 それも「表面的な設定」で 「単発的な情報」に?

なるね。 そしてこの程度の説明じゃ、 全然詳しくない。

どうしてかいうと・・・ ヒロインが「すぐ殴ってくるツンデレ娘」だとして、 そう説明されたからって読者側からしたら 「だからなに?」でしょ?

・・・たしかに。

設定集とかキャラクター表ならともかく、作中でキャラクターを紹介する時に

「こいつの名は○○。俺のクラスメイトにして、すぐ殴ってくるツンデレ娘だ」なんてやってしまったら・・・

・・・しまったら?

「この作者、描写力ねぇな」 「クソだわ」 って思われることほぼ確実ナリ!

やったねたえちゃん! 読者が離れるよ!

おいやめろ

まぁそれはともかくとして。 「設定でキャラを魅せようとする」 なんて愚の骨頂なの。

「キャラは設定でなく、シーン(場面)で魅せる!」・・・これが大事。

「キャラをシーン(場面)で魅せる」というと、 具体的には・・・?

そこで関わってくるのが 「実際の描写」になるわけなのよ。

だけど今回はここまでー! 続きっていうか、 後編は次回にするよー。

なぜ・・・? 最後まで話して、 楽になってしまえばいい。

あたしゃ口を割らない容疑者か。

後半も長くなっちゃうから、分割ですよ分割。読んでくれる人のことも考えないとね。

世の中には「鈍器か?」って思えるほど分厚~い文庫本もあったりするけど、あれは敷居が高いよねぇ。 初見では読む気が湧かないよあれは。

境界線上のホライz・・・

第4弾(前編)はこれでおしまいっ! 第5弾(後半)に続きます!

今回のポイント 「表面的な設定だけでキャラを魅せるな。シーン(場面)で魅せるべし」

「表面的な設定」とは? そのキャラや世界観を構成する要素であり説明だが、 言い切って終わりという、一方的で単発的な情報。「だからどうなるの?」とは続かない。

プロット段階で書き出した、箇条書きの設定みたいなもの。

「キャラをシーン(場面)で魅せるには?」←「実際の描写とは?」の説明は、次回になります!

思ったより長くなっちゃったので、コメント返しも次回かな・・・

ごめんなさい! でもコメントは全部読ませていただいてます!ありがとうです!

次回も長くなりそうなら、はたして出来るか不安・・・。

もしダメそうなら「コメ返し」のためだけに1作新しいのを作るつもりですので、 質問やご意見はそれまでガンガンお待ちしておりますっ。

今はすでに非公開な、某ラノベ作家の「インタビュー」作品みたいな・・・

はいっ! 本当にここまで!

今回もお相手は私たち2人でしたー。

次回もよろしければ・・・。

それじゃ、まったねー。

おつかれさまでした。 たしかに「ぼうけんのしょ 1」に きろくしました。

リセットボタンをおしながら、 でんげんをおきりください。

自分で理解するだけじゃなく、 人に説明するって難しいですよね。

それではまた。

お読みくださり、 ありがとうございました。 つづきます。

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Posted at 2012/04/21 00:12 Viewed 210 times

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筆者は「つぶあんよりこしあん派」です。ご意見・ご質問等お気軽に書き込んでください。

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