ケント:「あう・・・、腕が痛い・・・」
月:「あー・・・、私もだよ・・・」
ケント:「す、すみません・・・。 僕があんな重い荷物を持たせたばかりに・・・。」
月:「気にしなくていいよ。 自分から買って出たことだし」
ケント:「は、はい・・・。 そうだ、今日の散策はいかがでしたでしょうか?」
月:「ん?とても楽しかったよ? 色々と懐かしいものを久しぶりに見れたし」
ケント:「そ、それはよかったです・・・!」
月:「やはりこの街は変わらないな・・・」
ケント:「・・・づ、月さま。 もし、よろしければ、この街に住みませんか?」
月:「え?」
ケント:「この街にいれば、いざという時にすぐ出動できますし、なにかと便利ですし・・・」
月:「・・・いくらケントちゃんのお誘いでも、それは無理だな」
ケント:「・・・え? な、なぜなんですか?」
月:「この街やそこに住む子達のことは好きだよ? もちろん、ケントちゃんのことも例外なく」
月:「でも、私は今の街から離れた生活が気に入ってるんだ」
ケント:「・・・」
月:「あ、出動する時はちゃんとこの街に来て居合わせるし、私が必要な時には呼んでくれれば、すぐに向かうよ?」
ケント:「・・・ど、どうしても、ダメなんですか?」
月:「・・・ごめん」
ケント:「い、いえ、お気になさらないでください! 月様がそうしたいのであれば、止めはしません!」
月:「・・・そうか」
ケント:「ぼ、僕が街の入口まで送って差し上げますので、それまで一緒に歩きましょう!」
月:「・・・ありがとう」
ケント:「い、いえ・・・、僕にはこれぐらいのことしかできませんから・・・」
月:「それでも、十分嬉しいよ。さ、行こう?」
ケント:「は、はい・・・!」
ケント:「・・・ところで、後1名出し忘れてませんか?」
月:「あ・・・」
月:「じ、次回には必ず出す予定だから安心して・・・」
ケント:「な、なるほど・・・!次回が楽しみです!」
月:「まぁ、次回がいつになるか分からないけどね!」
ケント:「な、なんということでしょう・・・」
月:「というわけで次回もお楽しみにしてください!」
ケント:「こ、公開される日をおまちしております・・・!」