『やりすぎ』

「だから貴様は下手すぎだと言ってるんだ。昨夜は特に最低だったぞ」

「下手で悪かったな! 俺だって努力してるんだ。だいたいお前どんだけやりゃあ気が済むんだ? ありゃ、やりすぎってもんだろが。こっちの身体がもたん」

「もたせろ。はっきり言わせてもらう。貴様は早すぎなんだ。まったく堪え性ってものがないのか」

教室の各所から「早すぎ? 何が?」などと、ひそひそ声が上がる。

「それにたった三回で打ち止めとはなんだ。だらしない」

周囲からは「三回も?」とか「そんなに?」とか、小さな囁き声がする。

「そんだけやりゃ十分だろ?」

「その程度では不十分だ。とても満足などできない!」

「無理なものは無理だって。せめて週三くらいにしてくれよ。やりすぎで俺死ぬって」

「情けない。それでも男か!」

「ふん! 今夜も徹底的に搾ってやるからな。覚悟しておけ!」

「絞りとる?」「カラカラになるまで?」そしてクラス内での噂がますますヒートアップしていく。

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公開日 2012/04/20 13:29 再生回数 48

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誤解を招く会話

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