“【5月第2週】ある登山家たちの話”

下宮さんのおっぱいって、デカイよなー

朝っぱらから刺激的すぎるぞ。もうちょっと日が落ちてからだな・・・

このくらいのエロトーク、学生時代なら日常茶飯事だって!

(おっぱいくらいでエロトークとか、どんだけ純情なんだよこいつ)

(おっぱいくらいで刺激的とか、どんだけイノセント・ボーイなんだよ)

まぁ、とにかく。 せっかくの機会だし、下宮さんのおっぱいに名前をつけようと思う

「下宮さん右乳」「下宮さん左乳」とかじゃダメなの?

それじゃぁ直接的すぎるだろ。 もっと遠回しにあの凄さをアピールしようぜ

じゃぁ、今回せっかく富士山が世界遺産登録されたってことで、

右乳を富士山、左乳をエベレストと呼称しよう!うん、そうしよう!

・・・・・・。

ちょっと待てよ。するとあれか? 下宮さんのおっぱいは右と左で原産が違うのか?

下宮さんのおっぱいは、日本と海外のハイブリッドおっぱいなのか!?

なんだよ、ハイブリッドおっぱいって。ちょっとカッコイイじゃねえか・・・。

それに・・・いくら同じ高い山の代表だからって安直な考えで付けたんだろうも、

およそ5000mの差のある山を並べるだなんて、あの美しい均衡を表現できていない!

ははっ。

なにが可笑しい。

エベレストは確かに高い。

だがしかし、エベレストも麓から昇れば、感覚的な高さは富士山と変わらないんだぜ?

・・・なにが言いてぇんだよ。

つまりだ、結局俺が言いたいことってのは。

・・・いつまで『おっぱいを鑑賞する』側にいるんだ、ってことさ。

・・・・・・!

山は見ていて美しい。

しかし、俺たち登山家にとって、山とは昇るもの。昇ってなんぼのもの。

この2本の手で、世界中の山々を征服したいとは思わないかね、少年?

昇りてぇ・・・昇りてぇよぉ・・・!

下宮さんという名の険しい連峰を攻略してぇよぉ!!

そう・・・そして、頂点にまで辿りついた時に迎える朝日は、さぞ最高だろうな・・・

決めた・・・俺、登山部に入るわ。

そう来ると思って、既に登山部の入部届、手配しておいたぞ

あぁ、じゃぁさっそく必要事項を記入して・・・

ちょっと待ってくれないか!

いきなり急勾配の山々に挑戦するなんて、わざわざ命を捨てに行くものだよ。

君みたいな登山初心者は、我らワンダーフォーゲル部にまず入部するといいよ!

登山部と違って比較的低い山々を、長い時間をかけて楽しむのが我が部のテーマだよ。

君さえよければ、明日からでも登山が可能だよ!

低い山をのんびり楽しむだぁ? なに寝言ほざいてやがる。それでも男かってーの

高ければ高い山のほうが、昇った時気持ち良いに決まってるだろうが!

こんなロリコン野郎放っておいて、俺と登山部に入ろうぜ?な?

どっちも魅力的で捨てがたい・・・しかし、俺は1つの部活しか入部することができない!

俺はどうしたらいいんだァァッ!!

男子のやつら、いったいなんの話してるんだ!?

下宮さーん、こっちで一緒に世界の高層タワーの話しようよー

終わり

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Posted at 2013/05/06 10:48 Viewed 31 times

From Author

想像力が豊かなのは、いいことです。

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