“StarSign・Downfall 5話「闇に潜む髪 前編」”

太陽系第三惑星、地球。

豊富な資源と多くの生命が満ちたこの星には、宇宙から隕石という来訪者が来る。

もっともその殆どが地上に降りることなく燃え尽きてしまうのだが、

もし…隕石以外の来訪者が居たとしたら?

そしてそれが、人間に対し悪意を持っているとしたら…?

来訪者は…侵略者となり得るだろう。

宮子「いやぁ~悪いね~。晩御飯御馳走になっちゃって~。」

宮子「あ、おかわり貰っていい?」

昴「悪いと思ってるなら少しは遠慮しろよな…。」

昴「響子ちゃんはどうする?」

響子「あ、私は大丈夫。」

昴「分かった。じゃあ宮子だけでいいか。」

宮子「出来れば大盛りで~。」

昴「………………」

スタスタスタ…

響子「フフッ…」

宮子「お、どうしたの?響子ちゃん?」

響子「いや、なんか二人のやり取りを見てると面白いな…って。」

宮子「そう?だいたいいつもこんな感じだけどね。」

響子「そうなんだ。フフッ…。」

宮子「そうそう。」

宮子「あ、でさ響子ちゃん。さっきの話の続きなんだけどさ。」

響子「私がレオスと出会った時の話し?」

宮子「うん。続き聞かせて。」

響子「うん。」

昴「………」

昴「(そういやあの二人って一年の時は同じクラスだったんだよな…)」

昴「(まぁ…どうでもいいか)」

(……ッ)

昴「…ん?」

昴「学校…!?」

昴「今のは…一体…?」

響子「へぇ~そんなことがあったんだ。」

宮子「そうそう、本当に大変だったんだから。」

宮子「まさか、学校帰りにあんなものに遭遇するなんてね…。」

昴「…………。」

昴「…………気のせいか。」

宮子「そう、それで私もこの子と一緒に戦おうって思ったの。」

響子「そうなんだ。」

宮子「そう、これが私とアルデの出会いかな。」

昴「なんか大事な部分聞けなかったけどはい、おかわり。」

宮子「ありがとね。」

響子「宮子ちゃん…そんなに食べれるの…?」

宮子「勿論!私にかかればこれくらい余裕余裕!」

その後

昴「本当に送っていかなくていいのか?」

宮子「大丈夫よ。家近くなんだし。」

宮子「響子ちゃんは私が送っていくから。」

昴「そっか、じゃあ気をつけてな」

宮子「ええ。」

宮子「あぁそれと、料理の腕前…また上がったわね。」

昴「そりゃ、どうも。」

宮子「それじゃ、晩御飯御馳走様。」

宮子「行こっか、響子ちゃん。」

響子「昴君、お夕飯御馳走様でした。」

昴「うん。気を付けてね。」

宮子「じゃあ、また明日学校でね。」

響子「おじゃましました。」

バタン

昴「さてと…風呂でも入るかな。」

昴「っと、その前に皿洗いだな。」

同時刻

銀陽高等学校

教師A「さて、そろそろ見回りして帰るか。」

教師A「にしても…」

教師A「こんな広い建物に一人なんて…」

教師A「気持ち悪いよなぁ…」

教師A「さっさと終わらせて帰ろう…。」

教師A「よし、見回り終了っと。」

教師A「早く帰って風呂にでも入ろう…。」

タッタッタッタッ…

教師A「ん…?」

教師A「今何か音がしたような…?」

教師A「まさかな…。」

タッタッタッタッ…

教師A「!?」

教師A「そんな馬鹿な!!」

教師A「音がしたのはこのあたりの筈だが…。」

教師A「ん?」

教師A「この部屋か…?」

教師A「誰も居ないじゃないか…。」

教師A「ん?」

教師A「これは…髪の毛…?」

クスクスクス…

教師A「誰だ!?誰かいるのか!?」

みーつけた…

教師A「!?うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

ウフフ…

バタン

続けられたら続く。

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Posted at 2012/11/09 20:34 Viewed 9 times

From Author

久しぶりの投稿です。相変わらずの厨二gdgd誤字脱字ストーリーですがよろしくお願いします。後半は手抜きでは無いですwいや本当にwww

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