『現状無題Part2』

三時限目、体育。 ぶっちゃけ、僕は体育は嫌いだ。 だから休む。仮病でね。

校庭。 今日の種目は幅跳びだ。

あ〜〜、つまんない。 ま、体を動かすよりはマシかな。

璃子は痩せっぽちだもんねぇ〜。

自分でもわかってるけど言うな! 痩せっぽちでも 幅跳びくらいできるよ!

ならさ、仮病とかしないで 一緒にやろっ?

え?うわ、ちょっと やめろ!手を離せ!離さんか!

直は慣れた手つき(?) で僕の手を握って連れて行く。 連行に等しい。

一緒にやれば、なんでもできるよ!

ぷっ、根拠も何もないじゃないか。

むむ、でも私は璃子といれば 何でもできる気がするぞ…?

……ホント、ストーカー気質だな。

ご覧の通り、直はこれはこれで とても性格の良い、良い人だ。 (ただし、ストーカー)

僕はこの友達に何度も助けられた。 まぁ、 後に巻き込まれることとなる。

放課後。 いつものように直と共に帰る。 春の夕日が廊下を照りつける。

おい、そこの二人。

はい?

なんだ、この唐突に現れた男は。 明らかに雰囲気が違う。

、、、、、 俺達の部活に入らないかッ!?

璃子はお嫁に渡しませんっ!!!

お前はなんの話をしてるんだ!! 僕を勝手に嫁がせんな!

見抜いた通りだ………。 やはりお前らは必要だ。 なぜなら………

赤メガネで白衣な可愛い僕っ娘と ストーカー気質の美少女………

そ、ん、な、人、材、 捨、て、て、お、く、 分、け、な、い、だ、ろッ!!!!

「「は?なんだコイツ」」

おっと、興奮しすぎてしまったね。 僕は月読 真治。 改めて君たちを部活に歓迎するよ。

「「キャラ変わってるし!!」」

さぁ、行こう。

僕らのエデン、遊戯部へとッ!!

彼は僕の手を 無理矢理掴み引っ張って、 グングンと前へ進む。

どこへ行くつもりなのだろう? 遊戯部ってなに? 彼は多重人格者???

謎は積もるばかりだ。 それに、今日はやけに 人と手を繋ぐ機会が多いな。

なんて思って少し顔を赤くすると。

……なんなんですかあの男は!? 璃子の手を掴むなんて……! 璃子の手は私だけのものなのに!

憎々しげにいってるけど、 僕の手は誰のものでもないよ!

突如現れた謎の男(仮)。 一体僕らをどこに 連れて行くつもりなのだろうか。

ら、乱暴するつもりでしょ! エロ同人みたいに!!

という展開にならないことだけを、 僕は切に願う。

Part2,end

なんかお姉ちゃんが 大変な事になっているPart2!!

次回もみてねっ!

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公開日 2013/01/08 21:01 再生回数 20

作者からのコメント

相変わらずタイトルが思いつきません。話も思いつきません。(´・ω・`)

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