“底辺の俺たちがいなければ⊿の面積は求められない。”

お前らの頭の出来の悪さに、先生は酷く失望の念を抱いているッ!

いったい全体、どんな勉強をやったらこんな点数を取れるのかッ!?

代表、白峰。

作者の気持ちを突き詰めて考えていたら、自然と筆を置いていましたッ!

スランプ状態の作者の気持ちになんかならんでよろしい!

今回のテスト、最高点は黒渕の63点だった。

どもです。

それに比べてお前らはダメダメだ。 きっとこれからも惨めでダメダメな底辺生活を余儀なくされるのだろう。

しかし先生、あえて言わせて頂きたいのですッ!

底辺がなければ△の面積が求められないのと同じで、

私達底辺組がいなければ、人は頂点にすら立てないのですッ!

今の彼らの輝かしい栄光があるのは、我々のおかげなのも事実ッ!

そうはいうが、白峰よ・・・。

底辺なんてものは、替えがいくらでも利くぞ?

!!

貴様らはオンリーワンではなく、たくさんあるうちの1つに過ぎない。

・・・・・・教師がそんなこと言っていいのか?

将来に絶望する子供たちを見てて楽しいものはこの上ないなぁ。

いーけないんだー、いけないんだー♪

うわーっ、校長に見つかったーっ

灰村先生、クビです♪

こうして俺は学校を退職した。

安定の公務員から一変、俺もめでたく底辺生活突入・・・

でも、別にこの暮らしも悪くないな。

だって、三角形のてっぺんなんかに上り着いてでもみろよ?

景色は最高だが、きっと息苦しいぜ?

だったらこのままでもいいか、なんて思ってしまう俺は、どこか変ですか?

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Posted at 2012/12/04 22:19 Viewed 16 times

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