『IS(インフェルニティ・ストライク)4』

これまでのインフェルニティストライクは! やっと機体名が出たよ

いきなり本編と関係無いですけど、背景とかキャラとか増えてますね

男ヴァリエーションは何1つ増えていないがな

と、その件は追々我々に影響すると事として、本題を続けよう。これが君の専用IS「インフェルニティスレイヤー」だ

スプリング1に渡された腕時計型アイテム。これこそが「男も乗れるIS」試作一号機。インフェルニティスレイヤーである。

試しに装着してみてもいいですか?

無論だ。ただし、立ち絵は変わらんぞ

まあ、それくらいは覚悟の上で……いざ!

スプリング1は素早く腕時計めいたアイテムを右腕に装着。そして右腕を天に掲げるように振り上げて叫ぶ

変身!

さすれば見た事か。スプリング1の周りに様々な鋼鉄鎧めいたパーツが装甲展開。コンマ1秒もかからずに装着されていくではないか。

基本的にその防御をシールドに頼るISは装甲をそこまで必要としない。しかしこのインフェルニティスレイヤーは機械系特撮ヒーローめいた装甲が全身を覆う。

メインカラーは黒。そして要所を血のような汚れた赤がラインのように走る。全身装甲は頭部にも及び、その容姿は例えるならば鋼の装甲忍者である。

今一般人が見てもこれをISと認識する事は出来無いだろう。それほどまでにこのインフェルニティスレイヤーの見た目は特異な形状をしていた。

装着成功のようだな。気分はどうだね

月並な感想になりますけど、すごいパワーだ! 通常の五倍のパワーゲインがある! ISに乗る女はこんな超兵器を扱っているのか!

気に入ってくれたようで何より。しかし君には重要かつ残念な事実を言わなければならない。

このIS「インフェルニティスレイヤー」……長いので「スレイヤー」と呼称するが、本機は通常のISの七割程度のスペックしか発揮できていない

! なぜ!? ……あ

察しはつくだろう。本機は男でも乗れるように、ISのコアの機能の一部を凍結封印しているのだ。その影響でスレイヤーは自己進化機能を持たない

それに付随する自動適応機能もだ。ISなら通常持つ第二形態や単一仕様もスレイヤーにはない。本機が特殊な装甲形態なのはそれを既存技術で補うためだ

よって、君のISはこれまでのISよりも基本性能において一歩劣る。世代として言えば第一世代にも遅れを取るだろう。

しかし安心したまえ。代わりに我らが秘密結社インフェルニティストライクが人材とコネの限りを尽くした超兵器の数々を搭載している。

そしてその全てが対IS戦闘のみに特化したものだ。スレイヤーはIS以前の軍戦力を圧倒するほどのスペックはない。

しかし、アンチIS装備とも言うべき機能を備えた。対IS戦闘のみに主眼をおいたISだ。これからの君のミッションには最大の戦力となるはずだよ

各種装備と仕様についてはマニュアルを渡すのでそれを参照してくれ。ここで説明すると一話使うくらい長いのでな

了解しました

それでは最後にミッションの説明。の前に1つ、君にとってスレイヤーに並ぶ味方を紹介しよう。

スレイヤー、及び君の戦術オペレートを担当してくれるアドバイザー。コード「アンサー」だ

本編へと突入しようと思った時、突如現れる新キャラ「アンサー」果たしてその正体とは! そして、スプリング1や組織の面々用の立ち絵は用意されるのか!

次回へ続く!

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公開日 2012/04/23 22:37 再生回数 35

作者からのコメント

そろそろプロローグ終わらせないと……プロローグは5までの予定です

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