ザワザワザワ・・・・
･････｡
よう！
・・・・・。
なんだ、まだ怒ってんのか？
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ････
あのクソアマァァァ・・・。
こっから回想
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ････
ドドドドドドドドドッッッ！！！
うおおおおおおお！！
ハア、ハア・・・・ こ、これもう無理じゃね？
バカヤロウッ！ あきらめたらそこで試合終了だろうが！ まだイケるう！！
いや、始まってすらねえし・・・
ゼッ、ゼェ・・・ハァ・・・。 お、俺もう駄目だ・・・悪いけど先行ってくれねーか？
Sit! このままだと二人とも遅刻しちまうぜ！
・・・・・。 よし！俺の背中に乗れ！
・・・は？ 何言って・・・って、うお！？ なんで四つん這いに！！？
もしかしたら普通に走るより四足走行の方が早いかもしれん！
お前、すでに熊である事に馴染んできてねーか・・・？
まあ、俺も遅刻は嫌だし試してみる価値はあるかもな。 ・・・よっと、これでいいか？
よっしゃ！しっかり掴まってろよ。 マスタング走行で行くぜ！！ うおおおおおおおおおおおおお！！
ズドドドドドドドドド！！
す、すげえスピードだ。 これならマジで間に合うかも・・・って 危ねえ！前危ねえぞ！！
え？
！！！？
うおっ！？ヤバッ、止まらん！！ ぬわーーーーーーーーーーーー！！
ガラガラガシャーーーン！！！！
・・・・・・。
イッテ～、前方不注意だった・・・。
あっ！ そういえば、ぶつかった女の子は大丈・・・？
ーーーッッ！！
（げ！？目の前に大股開きでパ・・下着が、俗に言うラッキースケベってやつだぜ。こいつはヤベェ・・・。）
（ベタ過ぎだろって突っ込みたいけど・・・）
（覆いかぶさってる形の俺の姿勢はもっとヤバイぞ、ここは気が付く前に素早く離れ・・・）
・・・。
・・・ッ！！？
ムグッ・・！？ （なっ・・腕を、足を首に・・・三角絞め？）
（グググググ・・・・。）
（ヤバ・・き、極まって・・・）
ま、待て待て待て！ 俺らが悪かったって、離してやってくれ！
・・・・。
・・・ｽｯ｡
・・・く、くはっ！はっ、はっ・・・。
お、おい！ 大丈夫か！？
・・・ああ。
とにかく謝ろうぜ！ あ、あの俺たち・・・
・・・ﾀｲ｡
え？
ヘンタイ！死ね！！
ガスッ！
グハッ！！
タッタッタッタッタ。
・・・・・。
ぬぅぅぅうううおおおおお！！ お、俺の大事なトコロがあああッッ！！
いやまあ俺らが悪かったんだけどな
あやうくカタキンになるとこだったんだぞ！
いや、カタキンの方が強いっつー話も・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
いまの内に今朝の事謝りにいこうぜ。 同じクラスみたいだしよ。
っていうか当然かのようにお前も同じクラスなのな。
まあ、そっちの方が色々と話を進めやすいんだよ。
そんな事より行くぞ。
やる気の所悪いんだけどな。
疲れてきたんで、この続きは次回にしたいのよ。
ｷｰﾝｺｰﾝ･･･
ほら、都合よくチャイムもなったし 続きはまたって事で
・・・そうか。
