『その少女は世界を殺す 5』

・・・お二人方、こちらでございます。 皆様がお待ちでございますので。

失礼いたします。 お客様がご到着でございます・・・。

・・・お招きありがとうございます。 七龍家が当主、七龍通茂でございます。

龍堂家当主、龍堂斎です。

・・・して、何用でございましょう? 長老方。

・・・。

龍堂の双子が自分たちも「アレ」と同じ学校へ行きたいなどと言ってきおったのは、知っておろうな・・・。

・・・はい、承知しておりますが。 それが何か?

それがどういう事か分かっていない訳ではあるまいな。

承知しております。

・・・何故に許可した?

ボクが許可したんだよ。

紗羅様!何故、此処に? 今、双子は学校の筈・・・。 ハッ! もしや護衛なしで来たのですか?!

エヘヘ♪ 一人で来ちゃった!

な、なんという無謀なことを~! ガハッ!!

だって~。 今回のことはボクも許可したことだし~。 心配で。 あっ、血出てるよ~。

いや、失礼・・・。

ですが、お一人は危険です。 言ってくだされば連れて来ましたのに。

それなら大丈夫!

こうパパッと力を使って~♪ えいっ!

じゃーん! 人間バージョン完成(^∇^)

それでもダメなものはダメです(`Δ´)!

ム~ン・・・。 斎のイジワル!

ε=(・д・`*)ハァ… まったく・・・。

ワッハッハ! よいではないか斎殿。 心配して来てくださったのだ。 嬉しいではないか!!

・・・それは、まあそうですが。

エヘヘ♪ 通茂ちゃん大好き~(*゚▽゚*)

ゴホンッ!! 話は終わりましたかな?

・・・それで、今のは本当ですかな? 紗羅様がお許しになったというのは。

うん、そだよ~。 ボクが許したの。

確かに「アレ」にもガードは必要ですが、紗羅様のガードである双子を簡単に「アレ」につけるなど、いくら貴女様の考えでも納得いたしかねますが・・・。

「アレ」って呼び方しないでくれない? ボク・・・、怒るよ。

も、申し訳ありません! 怒りをお鎮めください(°°;)"((;°°)

ナスカは娘も同然・・・。 馬鹿にしないでいただきたい( ╬◣ 益◢)y━・~

分かったと言うておる!

じゃあ、今回のことは何も問題なしだね♪ これにて一件落着~ってね!

一件落着~ですな♪

それでは御前を失礼させて頂きます。

なんとも無礼な! 「アレ」さえ始末出来ればいいものを! まったく口惜しいですな・・・。

まったく肩が凝ったわい! あのクソジジイどもめ!! 好き放題、言ってくれおって(`_´)

まあそういきり立つな、通茂。 奴らは、ただ長生きなだけの魑魅魍魎だ。力などもう持ってはおらんさ。マネキンと一緒なのさ。

そうは言っても頭にくるわい。

貴様とて、もう少しで斬りかかりそうだったぞ?

確かにもう少しで抜刀しそうになったな。

2人共~、ボクお腹すいたよ~!

何か食うか! わしも腹が減ったわい。

それでは行くか。 オレも減ったしな。

何、食べようかな~♪

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公開日 2012/10/08 13:49 再生回数 15

作者からのコメント

少年はある日、その少女と出会う。そして世界は動き出す・・・。   ※文才というかこういうの初めてなので、更新、遅いかもだけど観てやってください!

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